基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
Mr:ジャーマングレイ
基本塗装(ラッカー)
GA:ドゥケルゲルプ2+GA:フラットホワイト+Mr:レドーム
車内塗装(ラッカー)
GA:インテリアホワイト
GA:オキサイドレッド(床部分)
ビジョンブロック:及び照準器(アクリル/エナメル)
TE:クロームシルバー (下地塗装)
TA:フラット・ブラック (ブロック周り部分)
TE:クリアーグリーン (レンズ部分)
履帯(アクリル)
TA:NATOブラック+TA:フラット・ブラック+HC:ジャーマングレイ
*薄め液はラッカー溶剤を使用しました。
機関砲(アクリル)
TA:フラット・ブラック+TA:ジャーマングレイ+HC:ジャーマングレイ
装備品(アクリル/ラッカー)
木部 TA:木部甲板色
鉄部 TA:TA:フラット・ブラック+TA:ジャーマングレイ+HC:ジャーマングレイ
ジャッキ TA:ジャーマングレイ
テールライト(エナメル)
TE:レッド
乾燥後にTE:クリアーを乗せます。
ウォッシング(エナメル)
TE:フラット・ブラック+TE:フラット・ブラウン
*溶剤はガイアノーツのエナメル薄め液を使用
スミ入れ(油彩)
油:ランプブラック+油:セピア
*溶剤はガイアノーツのエナメル薄め液を使用
ドライブラシ(エナメル)
車体上面 TE:デザートイエロー+ダークイエロー+フラットアース+バフ+フラットホワイト
側面・前後部 TE:デザートイエロー+フラットアース+ミディアムグレイ
エッジ部分 TE:デザートイエロー+フラットホワイト+スカイ
金属部分 TE:メタリックグレイ
ウェザリング
MIGピグメント+パステル+ファレホ・ピグメント
*茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル/アクリル/油彩)
剥がれ痕@ TE:ダークグレイ+TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック
剥がれ痕A 油:ローアンバー+ランプブラック
オイル汚れ HC:オイル
ドライブラシ(エナメル/ラッカー)
車体 TE:ダークイエロー+TE:ミディアムグレー+TEフラットホワイト
履帯部分 TE:メタリックグレイ
転輪 TE:メタリックグレイ
機銃 Mr:ダークアイアン
カラー表記前にあるアルファベットは
TA=タミヤ アクリル・カラー
TE=タミヤ エナメル・カラー
HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
油=油絵の具
車体内部を塗装を上部パネルを取り付ける前にします。
上部パネルを接着すると見えない箇所も多少はあるのですが、
砲塔リングからの見える範囲と操縦席ハッチ(A4)を開及び仮ハメ状態にした場合にトランスミッションや操縦席などハッチからも見えてしまうので手抜かり無く塗装します。
床板パネル(A34)と車体底の部分にはガイアカラー(以下GA)「オキサイドレッド」を使用し、先に筆塗りでエアブラシで塗料が回らない箇所を塗りました。
今回は混色せずにビン生状態で吹き付けています。後のウォシングで色味が落ちるのでストレート色で塗装しました。
車体内側、上面パネル内側、隔壁パーツも同じくGA「インテリアホワイト」を使用しています。この塗料もストレート色で吹き付けています。
トランスミッションはタミヤ・アクリル(以下TA)「NATOブラック」+「ダークグレイ」を使用しました。
それ以外のグレーの箇所はTA「ジャーマングレイ」で塗装しています。
シートはTA「Fブラウン」+クレオス・水性(以下HC)「レッドブラウン」、無線機操作部はTA「フィールドグレイ」で塗装しました。
メーターパネル用のデカールは用意されていませんので、
メーター部分をTA「デッキタン」を塗装しメーター目盛りはタミヤ・エナメル(以下TE)「Fブラック」でドライブラシして表現しています。塗装作業最後の艶消しクリアーを吹いた後にTE「クリアー」を塗装しました。
ペリスコープ基部はTA「Fブラック」で塗装しています。
車体後部のエンジン室にTA「Fブラック」を塗装しています、見えるか見えないかの箇所なのですが気になったので塗装しました。
ウォシングは油彩「バーントアンバー」+「ランプブラック」をオドレスペトロールで希釈して塗装しています。
半乾き状態(30分〜1時間)の時にエナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取りました。
スミ入れはTE「Fブラック」を流しました。
トランスミッションはTE「メタリックグレイ」でドライブラシしました。
チッピングはTE「ジャーマングレイ」+「Fブラック」で描きました。
乾燥後に艶消しクリアーを吹き付けてから、ペリスコープ・レンズ部分のマスキングを剥がしてTE「クリアグリーン」を塗れば車体内部塗装は完了です。
最後に後付けにしていた隔壁パーツを床板に接着します。
塗り残しがないか確認後に、上部パネルを車体下部に接着します。
車両
製作期間=14日
塗装期間=15日
トータル製作期間=29日
トータル製作時間=53時間
チッピング塗装が終われば最終のウェザリング作業の土埃をパステルで施します。
いつもは棒パステルとMIGピグメントを数色を混ぜて施しているのですが、新発売になった「ファレホ・ピグメント」も使用してみました。
個人的な感想ですが、ファレホ・ピグメントはMIGピグメントと比べて粒子が粗い感じがしますね(^_^;)
でも、使い勝手は良いですよ(^_^)v、
色も16色発売されていました、ちなみに1本税込み473円でした。
足回りにはアクリル溶剤で薄く溶いたパステルを塗り乾燥後に拭き取っています。
もう一度、溶いたパステルを履帯と転輪に塗って粉状のパステルを乗せています。
拭き取りは加減しながら余分なパステルを綿棒や筆で除去しています。
車体部分は前面部分を重点にピグメントを乗せています。
上部は軽く乗せて溜まった埃を溶剤で固着しています。
側面箇所は乾いたパステルを付けた筆で軽く履くような感じで乗せてます。
砲塔上面は側面と同じように軽く乗せてます。
履帯接地面と起動輪、誘導輪のエッジに
TE「メタリックグレイ」でドライブラシしました。
Mrメタルカラー「ダークアイアン」を塗装した部分を綿棒と筆で擦って輝きを出しました。
この部分も加減を見て行いました。
転輪、起動輪にグリス汚れを付けました。
燃料注入ハッチ周りにオイル汚れを描きました。
マフラー排気口に煤汚れを付けました。
作業洩れが無いか確認して、問題なければ塗装作業は完了です。
次にチッピングをエナメル、油彩、パステルで描きました。
TE「Fブラック」+「ジャーマングレイ」+「ダークグレイ」を混色した塗料でエッジや剥がれ落ちそうな箇所に塗装しています。
踏み荒らされて剥がれた箇所は、平筆の穂先を短くカットした筆でドライブラシして表現しました。
使用している度合いは少ないですが、部分的には油「ローアンバー」+「ランプブラック」を混ぜて塗装しています。・
酷使された生き残り車両の雰囲気でチッピングをしていますので、前面部分をキツメに描いています。
チッピング塗装中は、時々目線を離してバランスを見て調整します。
「やりすぎたなぁ」と思ったらエナメル溶剤で除去しますが、綿棒や面相筆に溶剤を含ませて塗料を落とします。
ただし、溶剤の含ませすぎに注意しないと、溶剤が流れ出て除去したい箇所以外の塗料も落ちてしまうので慎重に(^_-)
綿棒は通常の丸頭よりも先細りタイプの方が除去しやすいですよ、
車体への錆表現は今回のモデルには施していません、
唯一、錆表現をほどこしたのがマフラー及びマフラーカバーのみです。
転輪、起・誘導動にも剥がれを描いています。
転輪部分はお好みで描いても良いと思います、と言うのもパステル・ウェザリングを施せばあまり見えませんので・・・(*^_^*)
私は、再現する車両で描くかどうか選択しています。
装備品の木部箇所には、TE「クリアーオレンジ」+「Fブラウン」をかなり薄めに希釈した塗料を染める感じで乗せています。
全体のチッピング塗装が完了すれば、Mr「スーパー艶消しクリアー」をエアブラシにてツヤを調整します。
缶スプレーのクリアーでも良いのですが、湿度が高いときはボトルタイプの「クリアー」をエアブラシで吹いた方が粉が出にくい気がします。
エアブラシでのコートでは、希釈濃度を調整出来るのとツヤをコントロールしやすいのが利点かと思います。
鉄部分にはMrメタルカラー「ダークアイアン」を塗装し磨いています。
機関砲も同じくMrメタルカラー「ダークアイアン」を塗装しています。
砲塔内部をマスキングテープとマスキングゾルでマスクします。
車長シートパーツ(B41,43,47)を後付けにした方が良いと思ったのが、このマスキング作業がやりにくいからなのです。
写真を見ての通りマスキング作業が大変でしたので、ホンマに後付けをオススメします!!(^_^)v
機関砲の上下可動のクリアランスを考慮してマスキングしてください、
そうしないと基本塗装作業中にマスキングを外さないと防盾下側が塗装が出来なくなります。
私はこれで泣きました(>_<)
サフ吹きの前に、接着面をペーパーで軽く均しています。
砲塔ターレットとドライバーズハッチの内側をマスキングテープとゾルでしっかりとマスキングします。
手っ取り早いのは上部パネルを取り付ける前に、あらかじめマスクする箇所を裏側からテープでマスキングすれば簡単にできますが、
貼り付けるテープの長さには気をつけないと、取り外すときに無理な力がかかって破損する可能性がありますので注意してください。
後部パネル上部の空気孔は吹き付ける向きに注意すれば大丈夫です。もし、吹きこぼれても目立ちませんし・・・(^_^;)
サーフェイサーは軽く全体的に吹き付けて仕上げてます。
特に後部のEPのマフラーカバーには慎重に吹き付けないと放熱穴が埋まってしまいます、私は埋めてしまいましたので・・(-_-
修正は待ち針で突っついて開け直し、それでも開かない場合はラッカー溶剤でサフを除去しました。
陰影を付ける為にMr「ジャーマングレイ」を奥まった箇所、車体下部、エッジ部分、転輪に塗装しました。
後付けパーツの各ハッチ、キューポラ基部も忘れずに塗装します。
砲塔はあっさりと「ジャーマングレイ」を吹いています。
基本塗装はGA「ドゥケルゲルプ2」+「Fホワイト」+Mr「レドーム」の混色で塗装しました。
基本塗装の希釈濃度は塗料1:溶剤4で、下地に塗装した「ジャーマングレイ」が薄く見える感じで塗装します。
下地を残す(見える)加減は、仕上げたい色味(基本塗装)になるように濃淡(ジャーマングレイが見える度合い)を調整しながら塗装します。
転輪パーツと車体下部は薄く基本塗装を吹き付けてます。
車体上部と砲塔上面に基本塗装色にMr「セールカラー」を混ぜた色を退色した感じに塗装しました。
あまり濃くは吹き付けずに、軽く”フワッ”とした感じに塗装しています。
各装備品(OVM)を先に塗装しました。
金属部分はTA「Fブラック」+「ジャーマングレイ」+HC「ジャーマングレイ」で塗装しました。
機関砲は上記の塗料にもう少しTE「Fブラック」を混ぜて塗装しています。
MGはTA「Fブラック」+HC「ダークグレイ」で塗装しました。
ジャッキはTA「ジャーマングレイ」で塗装しました。
木部箇所はTA「木部甲板色」で下地塗装した後、TA「クリアオレンジ」+「Fブラウン」を溶剤で極薄に溶いた色で染めました。
ジャッキ台枠は機関砲を同色を塗装しています。
機関砲とMGはパステルウェザリング後に、Mrメタルカラー「ダークアイアン」を塗装してから磨いて輝きを出します。
デカールを貼付します。
砲塔側面に貼るデカールはマークソフターを使用してしっかりと密着させます。
段差部分はマークソフターで柔らかくなってから、Aナイフで切り込みを入れて馴染ませてます。
デカールを切る時は良く切れる刃(出来れば新刃)で作業すると引っかかりもなく綺麗に切れます。
良く乾燥させてから、Mr「トップコート」でマーキング部分のみにコートします。
2009/7/30
2009/6/11
2009/6/25
2009/7/22
そして、完成しました(^_^)v
ウォッシング塗料が乾燥した後にエナメル塗料で軽くドライブラシを施しました。
上面と側面、前後部のドライブラシの色味を変えています。
上面にはTE「デザートイエロー」・「ダークイエロー」・「フラットアース」・「バフ」・「Fホワイト」を適度に混ぜて行いました。
側面・前後部にはTE「デザートイエロー」・「フラットアース」・「ミディアムグレイ」を適度に混ぜて行っています。
フェンダーエッジ部分にはTE「デザートイエロー」・「Fホワイト」・「スカイ」を段階的に混ぜて軽く施しています。
金属部分はMrメタルカラー「ダークアイアン」かTE「メタリックグレイ」でウェザリング後に行います。
ウォッシングはTE「Fブラック」+「Fブラウン」で全体を洗ってます。
希釈濃度はTE「fブラック」:1+「Fブラウン」:1+溶剤8で作製した塗料で作業しました。
この濃度は、通常行っているウォッシングよりも気持ち濃いめに溶いています。(通常は溶剤は10〜15倍ほどで溶いています。)
塗装後、30分〜1時間ほどで拭き取り作業を行いました。
塗布した塗料をエナメル溶剤を含ませた綿棒、筆にてほとんど拭き取っています。
拭き取り方向は、上から下へと動かして拭き取り、隅などに溜まっている塗料は溶剤を含ませた筆などで拭き取ります。
拭き取り時には細かいパーツの破損には気をつけてください!(>_<)
スミ入れは油彩「ランプブラック」+「セピア」を混ぜた塗料を流し込んでいます。
ボルトなどの油汚れが溜まる箇所には、ウォッシングに使用した塗料皿の底に溜まっている濃い塗料を点々と周りに流し込んで、拭き取りは塗料を気持ち残す感じで拭き取りました。
履帯を後付けにしている場合は問題ないのですが、履帯、転輪を組み付けている場合はウォッシング塗料が履帯に溜まらないように慎重にしないと履帯が剥がれてしまいますので・・・(^_-)
砲塔内部もGA「インテリアホワイト」をストレート色で塗装しました。
機関砲はTA「NATOブラック」+「ダークグレイ」で塗装しました、MGと機関砲架はTA「Fブラック」+「ジャーマングレイ」+「NATOブラック」で塗り分けています。
銃床はHC「ウッドブラウン」、車長シートはTA「Fブラウン」を塗装しました。
ヘッドレストと各レバー握りはTA「Fブラック」を塗装しています。
ペリスコープ基部はTA「Fブラック」で塗装しています。
ウォシングは油彩「バーントアンバー」+「ランプブラック」をオドレスペトロールで希釈して塗装しています。
半乾き状態(30分〜1時間)の時にエナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取りました。
機関砲、MGにTE「メタリックグレイ」でドライブラシをかけています。
チッピングはTE「ジャーマングレイ」+「Fブラック」で描きました。
乾燥後に艶消しクリアーを吹き付けてから、ペリスコープ・レンズ部分のマスキングを剥がしてTE「クリアグリーン」を塗れば車体内部塗装は完了です。
砲塔上部を塗装の終わった砲塔下部(B2)に固定します。
パーツの合いがとても良いので、流し込み用で固定しています。
くれぐれも!接着剤の着けすぎには注意してくださいね!!<(_ _)>