B24
砲架とリンバーを固定するパーツの組み立てです。
車輪受けは説明書では(M15)2ヶとなっていますが、パーツNoは(M15)と(M23)です。
切り欠きがある方が前側になります。
(M15,23)と(M14)ともに押し出しピン跡をパテで埋めて修正します。
両サイドのバーはプラパーツ(M18,19)かエッチングパーツ(MB1,2)を選択します。
この部分はエッチングよりもプラの方が強度的にはオススメしますね、かなり慎重に作業しないとエッチングパーツが破損してしまう恐れがあるので、
待ちに待ったドラゴン「BISON」を製作します。バイソンはアランホビーからリリースされていたのですが、なかなか目にすることが出来ずにいました。スマートなシルエットの戦闘車両も好きなんですが、それよりも不格好な車両の方が好みですね。T号4.7cm対戦車自走砲はイタレリ製のキットがあり・・・気にはっていたのですが・・・
ドラゴンがU号マーダーUを発売した時ほんの少しだけ期待したのですが、08年に「バイソン」発売がアナウンスされた時は”まさか!!”の思いでしたね。同時にT号4.7cm対戦車自走砲もリリースされました!
何度もお店に足を運んだ程、期待していたキットですから・・・
キットは防御板もインジエクションにしてはかなり薄く成形され、SiG33砲も精密再現され、同梱のエッチングパーツも適度なパーツ数、最近のドラゴン・テイストでのキットなのだからワクワク!期待大!
しかし!
製作するに従い「おや?」、「えっ!」、「どないすんねん!?」、「なんでやねん!?」の言葉が出るぐらいに説明書が難儀で!メチャクチャ!説明書に振り回されますよ
前面上部パネル(M5)の取り付けが完了すれば、SiG33砲を車体に搭載します。
まず、リンバー固定具に車輪を収めてから後部をダボにはめ込み接着します。
傾きの無いよう真っ直ぐしっかりと固定します、押さえ込みながらの取り付けになりますので履帯の破損に注意して下さい!
この後に装甲板を接着しますが、接着固定箇所が少ないので装甲板を破損しないよう慎重に作業します。
接着は矢印@の箇所と装甲板に少しだけ塗布し固定しました。
仮固定した後に装甲板前面から流し込み接着剤で固定します。
テープでしっかりと仮止めします、この作業時にライトなどが邪魔になるのです(^^)/
装甲板が前のめりにならないように固定します!
組み上がった防盾を砲架に取り付けます。
ここでも説明書の接着指示が間違っていますので注意して下さい。
(A31)を(A36,38)に取り付けるように指示されていますが、そこに接着すれば防盾を砲架に取り付けることが出来ません!!
(A20)を左車輪に指示通りに接着します。
(A22)、(A19)も(A20)に接着する。
(A31)を左車輪に接着した(A19)のダボ穴に取り付ける。
(A31)の反対側を右側車輪のダボ穴に接着する
この時点で車輪と接着した(A31)が歪んでいないか確認します。
その後に完成している防盾(A47)パーツを砲架に真っ直ぐ取り付けます。
大砲(P,Q)の取り付けは砲架を少し開き気味にはめ込みます。あまり力を入れすぎると破損する恐れがあるので慎重に作業します。
(A56)は(B1,2)のダボにはめ込んで接着します。
(A17,18)の接着も忘れずに!
左右の車輪止め(M2)4ヶは真上と真後ろ側に接着します。
大砲固定架(F)に大砲を固定してしまうと車内の塗装が出来ないので後回しにしました。
この後は、車内、大砲、装甲板裏側の塗装を済ませます。
底部分に取り付ける(A52、53)は砲架(K)と(J)を合わせてから接着する方が収めやすいですね、(A55)、(A61)は砲架(K)と(J)を接着時にはめ込みました。
(A54)に取り付ける手摺り(D8,9)などのパーツ類は、先に(A54)を砲架に取り付けてから組み込む方が手摺りの成形がやりやすいでしょう、
砲架前面パネル(A48)、(A50)も同じ工程で進めました。
(A49)の取り付けガイドが無いので(A54)上に取り付けている(A11)に(A59)を合わせれば左右に偏ることなく取り付けられます、この時に(A26,27)を接着します。*AとCの写真を参考にしてください。
工程Qの説明書の取り付け指示が間違っていますので注意!
説明書では(A60)を(K)の突起に取り付けると指示されていますが間違っています!!
まず、(A60)に(A65)を接着し(A60)の穴に(A1)の短い方を差し込みます、(A65)から出ているパイプを(K)本体側の取り付けガイド接着します、(A1)を反対側の(J)本体の穴にはめ込んで固定します。(K)と(J)のある突起は合わせて接着します、歪まないよう注意します。
(A62)は指示通りにギザギザ部分が後向きに取り付けます。
歪みなく取り付けが終われば、(A23)を着けた(A51)を下面に接着します。
各パネル類に隙間が出来たとしても、溶きパテを充填し半乾燥後に溶剤を含ませた綿棒で表面を整えれば、ボルトを潰さずに修正可能です。
上で記載した照準器パーツを工程通りに組み付けると破損すると言ったのは、この作業があるからです。
(N)は取り付け選択です。
→
A16
A32
D11
A13
A7
A21はこの下に接着
A5
左車輪(H)
右車輪(G)
→
→
↓
←
↑
↑
説明書に記載されていませんが、車体前面上部パネル(M5)にメーターパネル(K18)を写真の位置に取り付けます。
各クラッペ(H9,10)は開状態での組み立て指示になっていますが閉じる事も可能です。
装備品のライト(B21、P1)と(B29,P2)2ヶ、ホーン((B6,28,30)、ノテックライト(H29,30)は車体内部塗装を終えた後、上面パネル(K5)を接着してからの方が破損防止になるでしょうね、
ジャッキとワイヤーカッターの組み立て指示が判りにくいので写真のように組み付けます。
ジャッキは後部パネル(A5)を取り付けているならば車体に接着してもOKです。
ライト類の接着箇所は工程Lを参考にします。
軟質素材(ドラゴンスチレン)で成型されている籐製弾薬BOX(L4)をエッチングパーツ(MA10)で固定するのですが、そのままだと片側が浮いてしまうのでBOX(L4)の一部(ベルト側)を切り取りました。切除側を下向きにして取り付ければ判りませんし収まりがよろしいようで・・・
装甲板に各種エッチングパーツを取り付けます。
@のパーツ(MA4)は左右2ヶ所接着します。取り付け面に長短がありプラパーツ側に取り付けガイドがありますのでそれに合わせて接着します。
Aは予備転輪ラックパーツ(MA5)4ヶの取り付けは選択されてもよろしいかと思います。実車でも取り付けられていない車両も見受けられますので、接着前に取り付けガイドを軽く削っておきます。
B、Cは左右ドア止めの受けパーツ(MA2)4ヶを取り付けてから(M16)を接着します。
予備転輪ラックは飛び出しているので破損に注意します。私は転輪を挟み込んで仮止めして作業しました。
(MA3)の取り付けも忘れずに!
破損に注意!
C
B
A
@
長い
短い
M16
M16
MA2
MA2
MA4
M21
M21
↑
↑
↑
↑
↓
↓
↓
←
→
↓
↓
車体内部は適度なパーツ構成なので比較的スラスラと組み上がります。
ただし、トランスミッションの接着時に左右の傾きにだけ注意します、取り付けガイドが無いので!
細かく塗装されるならば先に済まされる方が良いでしょうね、
と言うのも隔壁パーツ(K1)、(M7)と後部パネル(A5)と(A20,21)がピタッと収まらないので内部パーツと後部パネルを同時に合わせながら取り付けないと隙間が大きく開きましたので・・・収めるのが大変やったので!(>_<)
多少の隙間は溶きパテで修正しました。
*どこがスマートキットやねん!!
車体後部の組み立てに関しても説明書がグチャグチャです!!
(D5)は後部フェンダー(D17,18)に接着してから合わせる方がやりやすいですね、前部パーツ(A14)は左右に若干の隙間が空いてしまうのでしっかりと押さえ込んで接着します。
工程Aの(A9、12)は1ヶ所しか穴が開いていないのでドリルで開口後にAナイフで修正します、私は(A9,12)を取り付けてから気がついたので大変でした!
工程Aで(A10)ではなく(M11)を取り付けます。(A9,12)に(B14,15)を接着してから(D13)を取り付ける
マフラーカバー(MA6)は筆などを使って綺麗にアールをつけます。
後部パネル(M12)は車内パーツ(K16)と後部上部パネル(A5)と同時に取り付ける方が合わせやすく修正もやりやすいでしょう・・・
*写真には一部取り付けていないパーツがありますので!スミマセン・・・m(_ _)m
車体下部(X)のサイドに取り付けるエッチングパーツ番号が間違ってます。
左側 MA15→(MA9) その後ろMA17→(MA12)、MA19→(MA11) ボルトMA18→(MA13)
右側 MA16→(MA8) その後ろMA17→(MA12)、MA19→(MA11) ボルトMA18→(MA13)
長いパーツ(MA8,9)はボルト穴が開いている方が上側になります。
高粘度瞬着で点付けで取り付けた後、流し込みすぎに注意しながら低粘度瞬着を流し込んでしっかりと固定します。
第一転輪のサスペンション(L4、5)はバネ巻の方向が上向きが後方になるように取り付けます。
転輪パーツの組み立てです。
タイヤにあるPL(パーティングライン)を修正します、起動輪(J2)も丁寧にランナーから取らないと歯が欠けてしまうので注意します。
第一転輪は(L1)ではなくて(L2)です、誘導輪(J2,3)小さいダボとダボ穴があるので合わせます。
誘導輪以外の転輪リブにエッチングパーツ(MC1)を両側に計20枚取り付けますが、予備転輪分が足りません!転輪裏側の2枚を付けずに持ってくるしかないでしょう・・・
ボルトパーツ(J6)の取り付け時は慎重にします、かなり小さいので飛ばしてしまうとアウト!私は飛ばしてしまって捜索に1時間掛かりました・・・(*^_^*)
転輪台車(J9,10,11,12)の取り付け向きに注意する!
装甲板の取り付けが完了しました!
残りのパーツを取り付ければ完成です。
諄いようですが、モデルの取り回しは慎重に!マジで慎重に!
ちなみに私はこの後、2回ほど装甲板が車体から分離しましたので・・・(T_T)
内部塗装も完了したので、車体前面上部パネル(M5)を取り付けました。
この箇所もすんなりとはいきませんでした・・・摺り合わせをしっかり行ったのですが、左側に若干の隙間が出来たのでパテと0.3mmのプラ板で修正しました。
ライト類は装甲板取り付け後にした方がよろしいかと思います、テープでの圧着時にかなり邪魔になりますし破損のするリスクを避ける為に!
前部フェンダー(B24,25)を取り付けます。
B28の裏はB30,B6です
↑
P2
P1
P2
→
→
←
←
↑
↑
↑
↓
↓
↓
↓
H29
B28
B13
M3
B29
B29
H30
B21
ダボにはめ込む
流し込み用で接着
前のめりにならないように
←
@
@
↑
↑
@
@
@
↓
↓
↓
↓
B25
B24
0.3のプラ板で埋めました
→
矢印の箇所を
パテにて修正しました。
↓
↓
→
→
A57,58の接着ガイド
A36,37の接着ガイド
A43
MA16
MA15
A42
←
→
→
←
→
→
←
←
砲架(右側)の組み立てに入ります。
(B1,2)、(A63,64)、(A9,10)、(D12)2ヶ、(A26,27)は共通パーツなので先に成形しました。
砲架本体左右パーツ(A29,30)のPLはクッキリと入っているのでボルト周りには注意して成形します。
照準器パーツ(K1,3)はクリアー成形で取り付けは砲架完成後の方が合わせやすいですよ、取り付けは一番最後にした方が破損の心配がありません!
*照準器パーツ(K2)か(K3)のどちらかを選択します。写真は(K3)を取り付けてます。
(A26,27)の接着位置が判りにくく合わせ辛いので(A49)を取り付け時に行いました。
A
K1
B15
K2,3
A49
A26,27
A49に沿わす
D12
←
↓
→
→
→
→
→
リンバーの組み立て工程の説明書も難解な指示になっていますので慎重に製作していきます。
車輪は左右がありますので注意します。
取り付けパーツが多いのが(H)で左側、少ないのが(G)で右側です。説明書と照らし合わせながら進めれば大丈夫ですが、(A7,8)と(A13,14)を間違わないように!(A21)は(A34)と(A7)の間に挟み込みます。
ハンドルパーツ(A24)の取り付け箇所が不明だったので完成後に「この辺だろう」と思われる箇所に取り付けました・・・あっているのだろうか(^_^;)
左側車輪(H)取り付けパーツ類
(A7)→(A13)→(A16)→(A5)を組み立ててから、
(D6)→(D13)→(A34)→(A32)→(D11)→(A21)と進めました。
右側車輪(G)の組み立ても左側と同じですが取り付けパーツが少ないのと接着箇所もおなじです。
(A8)→(A14)→(A15)を(D6)→(D13)→(A35)→(A33)→(D11)に組み付けます。
*(D11)はかなり小さいパーツなので飛ばさないよう気をつけます修正は取り付けてから行いました。
私は一気に成形するので鉛筆でパーツにNoを書いています。
取り付け用のガイドが無いので慎重に歪まないよう接着します。
私は(B12)に底パーツ(B13)と(B9)を先に接着してから(B8)を取り付けました、このパーツも歪みに注意します。
砲身支持架パーツ(B16,17)も砲架に取り付ける前に接着しましたが説明書の通りでOKだと思います。
ただ、内側に入り込まないよう注意しないとアルミ砲身なので重みで位置の固定が出来ませんので、
閉鎖器は開閉選択できます。
(B4)と(B7)の取り付けも忘れずに
(B19)の取り付け向きはこれであってると思いますが・・L字側が後ろ・・・・
(B20,21)の接着段差をパテで成形しました。
→
→
→
←
←
←
M18
M19
M4
M8
M4
M23
MA1
M17
M13
M23
M15
M14
→
←
←
↑
↓
↓
↓
上部パネルと同時に取り付けました。
↓
↓
B14,15の接着位置
M11
ドリルで開口後にAナイフで修正
B14,15を取り付ける
M11
↓
→
↑
→
←
右上がりが後ろ向きに
MA11
↑
↓
↓
↓
MA13
MA8,9
MA12
MA9
MA12
MA11
MA12
MA9
L4,5
MA13のボルト接着
→
↑
↓
→
↓
→
→
↓
砲架(左側)の組み立てです。
砲架右側(A29)に取り付けるパーツの(A9,64)、(D12)、(B1)は成形が終わっていれば指示の箇所に接着するだけです。
(A25)は(B1)と(A64)を取り付ける付近にダボが出ていますので接着します。
向きを間違えれば収まりませんので注意!
防盾架(A36,38)は防盾パーツ(A47)に取り付ける指示になっていますが、砲架側に取り付けた方が防盾(A47)を合わせるのに楽ですよし接着も簡単にできました。
砲架の装甲板の製作です。
装甲板は2種類(N1とN2)ありますのでお好みで選びます、違いは最頂部が平行か後部に向かって斜めになっているかです。
装甲板の薄さ再現は秀逸でお見事!なのですが、薄く強度がないので取り扱いに注意しないと折れたり曲がったりする危険性を伴いますので・・・
装甲板正面のランナーを着けたままに作業し第一塗装段階で除去しました、補強にもなりますのでね
両サイドに着くドアは選んだ装甲板によってパーツが変わりますので注意します。
でも、ドアの高さが違いますので見極めは簡単です。
(N1)を選んだ場合は右側が(N5)、左側が(N4)です。
(N2)を選んだ場合は右側が(N7)、左側が(N6)です。
(N3)はどちらも同じです。
接着面が少ないので慎重に取り付けます、流し込み接着剤の付けすぎに注意します。私はクレオスの流し込み接着剤を使用しました、速乾性があるので使いやすいですよ!
左右に注意します。
左右に注意します。
J3
完成
↑
MC1
J1
J10
J9
J6
J6
L1
↓
↓
↑
↑
↑
接着剤のはみ出しに注意!
間違っても段差が生じるので判ります。
N6
N7
N-2用装甲板
N-1用装甲板
並べると判りますよ
N5
N4
←
↓
―――――――
↓
↑
―――――――
↓
↓
↑
B36
面位置に接着
M5
B34
B16
B33
K18
←
←
↑
↓
反対側がB16
B17
↑
↓
↓
段差を修正
B22
B21
B20
→
←
←
B7を先端に接着
B13
↓
B19
B11
B23
B10
B18
MC1
B8
B12
B4を接着する
↓
←
←
↑
↓
↑
↓
↓
↓
A11をガイドに
ここに取り付ける
ダボ穴にはめ込みます
↑
J
K
←
→
↑
隙間が開きます。
ここに接着する
A59
A11
A51
A23
A1
A60,65
A1
A62
両側から合わせる
A60
A65
←
↓
→
→
↓
↓
↓
→
→
→
↓
↓
←
右車輪パーツ(A19)にはめ込む
→
A31
↓
A38
A19
↑
真っ直ぐに取り付ける
A31
A36
左車輪パーツ(A8)にはめ込む
A31
A20
←
↑
↑
→
←
↑