タミヤ イギリス・ブレンガンキャリヤーMk.U(ヨーロッパ戦線)メイキング(塗装編)
転輪ゴムをMr「タイヤブラック」で下塗りしてからTA「ラバーブラック」を塗りました。

シートをTA
「フラットブラウン」で塗装しました、

各装備品を塗り分けました、鉄部はTA
「フラットブラック」「ダークグレー」、スコップの柄をTA「木甲板色」、ピッケルの柄をTA「デザートイエロー」で塗装しました。

デカール貼付部にMr
「半ツヤクリアー」でコート後にデカールを貼りました。

デカールはヨーロッパ戦線イギリス部隊2種、カナダ軍1種から選択します。
 *北アフリカ戦線も選択できますが基本塗装が「デザートイエロー」でヨーロッパ戦線とは
異なります。

作品はカナダ第3歩兵師団所属車両のデカールを選択して貼付しました。

フェンダーに貼るデカールのニスの部分がはみ出るので半乾燥時に余分なニス部を切除しました。

平面部に貼り付けるのでデカール柔軟剤は必要ないかも・・・・

1日程乾燥させてからMr
「半ツヤクリアー」で車輛全体をコートしました。
フィギュアはモールドの彫りが浅い箇所はAナイフで彫り直して強調させています。

切り屑の取り残しは流し込み接着剤で拭き取り除去します。

腕と胴体との段差はパテ埋めしてリューターで修正しました。

操縦手フィギュアは腕は車輛のパネルの高さを合わせてから接着します。

1000番サーフェイサーを吹いて傷やPLの取り忘れがないか確認し、修正があれば作業後にもう一度サフを吹き付けます。

下地塗装はアクリル塗料で行いました。

基本塗装はエナメル塗料を使用し部分的に油彩を使用しています。


顔部分の基本塗装は終わればMr
「つや消しクリアー」でコートしてから身体部分の塗装に入ります。

塗装完了後に、もう一度Mr
「つや消しクリアー」を吹き付けて艶を整えました。
下地を整えるために、GSIクレオス(以下Mr)1000サーフェイサーを吹き付けました。

ブレン機関銃、エンフィールド銃、ロケット砲、装備品も両面テープを貼った台紙に取り付けてサフ吹きを行いました。

履帯、予備転輪、ワイヤーロープ、無線機、シートも同様にサフ吹きしました。
油彩「バーントアンバー」をペトロールで希釈してウォッシングを行い、半乾燥時にペトロールを染み込ませた平筆で拭き取りました。

スミ入れはTE
「フラットブラック」6+「フラットブラウン」4で混色し、ウォッシングよりも若干濃い目に希釈してモールド部に流し込みました。

ブレン機関銃の鉄部はTA
「フラットブラック」「ジャーマングレー」、木部はTA「フラットブラウン」「フラットブラック」で塗装しました。

ライフルの鉄部は上記と同じで、木部はTA
「木甲板色」で塗装後にTE「フラットブラウン」「レッドブラウン」で木目を描いてエナメル溶剤でブレンディングを行いました。

荷物はTA
「カーキ」「カーキドラブ」「フラットブラウン」、GSIクレオス水性(以下HC)「カーキ」「ウッドブラウン」で適度に混色したりで塗り分けました。

荷物にもTE
「フラットブラック」5+「フラットブラウン」5でウォッシングを行い、乾燥後にTE「カーキ」「カーキドラブ」「バフ」等でドライブラシを施しました。

車体にもTE
「ダークグリーン」「ミディアムグレー」で適度に混色しながら軽くドライブラシを行いました。

チッピングをTE
「フラットブラック」「ジャーマングレー」「ダークグレー」の混色を筆とスポンジを使用して塗装しました。

履帯の向きに注意して、ピンセット等でフェンダーとステップを折らないように押し込んで転輪に巻きつけて下側で接着固定しました。
 
*この履帯の装着方法はあくまでも個人的な作業なので作業しやすい方法を選んで下さいm(__)m

仕上げにMr「ツヤ消しクリアー」を吹き付けました、後付パーツも忘れず塗装しました。

バックミラーのミラー部にTE「クロームシルバー」を塗装してから車体に取り付けました。
 *破損防止で完成前に取り付けても宜しいかと

荷物、ライフルを車体に接着しました。

ハンドルはフィギュアを固定してから横から入れて取り付けます。
Mrウェザリングカラー「スティンブラウン」「グレイッシュブラウン」で汚しを施しました。

ファレホ・ピグメントで土埃ウェザリングを施しました。

ピグメントの固着はアクリル溶剤を筆で流し込みました。

後部ブレン機関銃を取り付けました。
簡易ケースに紙粘土で土台を作成し赤玉土とタミヤ・情景テクスチャーペイントで地面を仕上げました。

操縦手フィギュアを接着してからハンドルを取り付けました。

後部にもフィギュアを取り付けました。

車両の固定位置を確認しクリアーGボンドで接着しました。

車外に立つフィギュアの足裏に真鍮線を差して立たせる位置を決め、ピンバイスで台座に穴を開けて固定します。

地面と車輛の土埃のウェザリングをピグメントで整えます。

全体を確認をして問題がなければ完成です。

基本塗装はMr「暗緑色(15)」+ガイアノーツ(以下GA)「ダークグリーン」を混色して塗装しました。

光が当たりそうな箇所に、基本塗装色にMr
「ホワイト」を少量足して部分的に塗装しました。

垂直面には塗装してません、
下地塗装でMr「ジャーマングレー」を車体内部、車体下部、後部装備品取り付け部を重点に塗装しました。

全体をMr
「ジャーマングレー」で塗装しても大丈夫ですが、側面だけは一部残しました・・・・何故かは・・・???気分的なもの??^^;

履帯も下地塗装でMr「ジャーマングレー」を塗装します。

装備品等も塗装しました。
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
                      Mr:ジャーマングレー
        
基本塗装(ラッカー)
             GA:ドダークグリーン+Mr:暗緑色(15)+GA:EXホワイト

履帯(アクリル)
             TA:フラットブラック+TA:NATOブラック+TA:ジャーマングレー

転輪(ラッカー/アクリル)
             下地=Mr:タイヤブラック
             基本=TA:ラバーブラック

装備品(アクリル/エナメル)
                鉄部=TA:フラット・ブラック+TA:ダークグレー
                木部=TA:木甲板色
               木目色=TE:フラットブラウン、TE:レッドブラウン
                 ニス=TE:フラットブラウン+TE:クリアーオレンジ
              機関銃銃身=TA:フラットブラック+TA:ジャーマングレー
              機関銃床部=TA:フラットブラウン+TA:フラットブラック
              ライフル本体=TA:木甲板色
              ライフル木目=TE:フラットブラウン、TE:レッドブラウン
               予備履帯=TA:フラットブラック+TA:NATOブラック
                 シート=TA:フラットブラウン
                 荷物=TA:カーキ、カーキドラブ、フラットブラウン、HC:カーキ、ウッドブラウン

ウォッシング(エナメル)
               車体=油:バーントアンバー
               荷物=TE:フラットブラック+TE:フラットブラウン

スミ入れ(エナメル)
                  車体=TE:フラットブラック+TE:フラットブラウン
          グリル、メッシュ部=TE:フラットブラック

ドライブラシ(エナメル)
            車体=TE:ダークグリーン、ミディアムグレー
            荷物=TE:カーキ、カーキドラブ
     履帯ドライブラシ=TE :メタリックグレー

チッピング塗装(エナメル)
                TE:フラットブラック+TE:ジャーマングレー+TE:ダークグレー
               錆色=WC:スティンブラウン、WC:ラストオレンジ

ウェザリング(パステル/ウェザリングカラー)
               ファレホ・ピグメント
               WC:スティンブラウン、グレイッシュブラウン

カラー表記前にあるアルファベットは
 TA=タミヤ アクリル・カラー
 TE=タミヤ エナメル・カラー
 HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
WC=Mrウェザリングカラー
 油=油絵の具





履帯を塗装します。

Mr
「ジャーマングレー」で下地塗装の上にタミヤ・アクリル(以下TA)「NATOブラック」「フラットブラック」「ジャーマングレー」を塗装しました。

履帯が細くて小さいので台紙か割り箸等に貼り付けて表裏と吹き付けました。

希釈にはラッカー溶剤を使用して塗装しました。



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