ドラゴンキットが怒濤のように押しまくっていた時期(1994年頃)のキットです。

車体下部はW号J型を流用していますが、車体上部と転輪は新規金型パーツで起こしています。
ステンレス製のカチカチのEPが付属しています・・・加工が大変!!
後に再販された時にはどこかが改修されたと思いますが?!判りません(-_-)箱絵が違うのでわかると思います。

現在の目で見れば「ウ〜ン」となるような箇所が随所に散りばめられていますが、
当時はタミヤ初期型の熊さんしかなかったので大拍手で歓迎されました。

この車輌はツィンメリト・コーティングは必須のようになっていますが、施していない車輌もありますので選択できますよ(^_^)v
2011年7月現在、ドラゴンの新シリーズ「オレンジボックス」からフィギュアとマジックトラックが同梱されて発売されています。
カチカチのEPは変更されていると思いますよ・・・・

初期型、中期型はサイバーホビーから発売されましたが、この後期型はどうなんでしょうか?ツィンメリトモールドで出して欲しいですね(^o^)
戦闘室もコーティングしますが、車体に取り付ける前に行うか車体に固定してから行うかはお好みで作業してください(^_^)
 *私的には固定する前に行う方が作業効率は良いかと思いますが?!

戦闘室前面はボールマウント部、操縦手ペリスコープ上部、主砲マウント部、フック取り付け部を避けてコーティング用パテを盛りつけます。

ボールマウント下部の補助装甲板
(A11)はコーティングしてもしなくとも良いと思います。

戦闘室左右側面はピストルポート、フック取り付け部、シュルツェン架取り付け基部にパテが付かないように盛りつけます。

戦闘室後部に付くハッチ
(A14)(A15)は戦闘室側(A7)に取り付け位置をケガいてコーティングしました。

マスキングはテープとマスキングゾルと使い分けて使用しました。
コーティングは「タミヤ エポキシパテ速硬化タイプ」を使用しました。

コーティングする箇所にパテの食い付きを良くする為にペーパーでヤスリました。

パテは薄く爪楊枝を水に濡らしながら伸ばしました。


車体下部の左右と後部のコーティングは手間になりますが、細かくしたエポパテで部分的にコーティングしました。

車体上部パネル前面部
変速機冷却口
(F10)は取り付ける前にコーティングしました。

ハッチのヒンジ部、前部フェンダー可動部
B36,B35)、
マフラー取り付け基部、各ハッチのモールド部等にパテが付かないようにマスキングテープなどで養生しました。

コーティングパターンは、以前AM誌の付録に付いていた「コーティングローラー」を使用しています。

別売の「モデルカステン コーティングローラー」を使用されても良いです(^_^)v

コーティングローラーにも油分か水分を付けないとパテがローラーに付いてきて大変なことになりますので注意して下さい!

コーティングを施す箇所
車体下部左右、車体下部後部、上部パネル前面部、前後フェンダー、戦闘室全周

キッチリとしたパターンではなく、多少の乱れが在れば手作業の味わいが出ます・・・・?(^_^;)

EPの予備履帯プラケット取り付け箇所にはパテが付いたので半乾き時にAナイフ等で除去しました。
変速機冷却口(F10)の取り付け穴を忘れずに開口しておきます。(2箇所)

砲身
(A5,6)を貼り合わせて接合面をペーパーで均しました。
 *段差が在れば溶きパテを盛って修正します。

砲口
(A8)のPLも忘れずに成形します。
 *砲口の接着は砲身の接合面の処理が出来上がってから取り付けます。

砲身はコーティング後に取り付けます。

後部フェンダー
B9,B8)を車体上部パネル(B1)に取り付けます。

歪まないように真っ直ぐに接着します。
コーティング加工を行うので小パーツ等を組み立てて置きます。

マフラー
(F6,7)を組み立て繋ぎ目を消します。
 *ヒケが見受けられたのでパテを盛って成形しました。

ボールマウント
(A12)の取り付け位置を鉛筆でケガキます。

ピストルポート
(J7)とフック(J4)の取り付け位置にもマスキングします。

後部ハッチ
(A14)もコーティング準備でマスキングしました。
サスペンション台車は左右がありますので注意して下さいm(_ _)m

右側(C7)、サスペンション台車カバー(C6)
左側
(C10)、サスペンション台車カバー(C12)

可動式に組めるような感じですが・・・かなりな修正が必要かも・・・まぁ履帯を固定されるならば意味がないですが・・・(-_-)
車体下部側面にある不要な上部転輪台座取り付けガイドを削り取ります。
中央を挟んでいる2箇所のケガキをペーパーで削り取ります。


台座
(C11)を接着するガイドも判る範囲でケガキ線を消します。
台座
(C11)を歪まないように取り付けます。

燃料コックハッチ
(G1)を2ヶ取り付けます。

サスペンションダンパー
(E3)を片側5個ずつ歪まないように真っ直ぐ取り付けます。

ギヤハウジング
(B4,5)を取り付けます。
 
*ガイドピンが付いていますがユルユルなので適正な位置にに合わせて固定します。

後部パネル
(B31)を車体に接着します、左右に少しだけ隙間が開きますがパテ埋めで充分修正できます。
マフラー
(F6,7)等のパーツはコーティングされる場合は後付けになります。
起動輪、誘導輪、転輪、上部転輪を組み立てます。

起動輪(G4,5)を貼り合わせますが、ダボがずれているので左右の歯をしっかりと合わせて接着します。

誘導輪
(G2,3)も凹凸を合わせて接着しますが、歪まないように注意して下さい!

転輪
(F24,25)を接着してからハブキャップ(D1)を取り付けます。

説明書では、リターンローラー(E1,2)を組み上げて台座(C11)に取り付けるように指示されていますが、台座には接着しません!
 *歪まないように組み立てます。

ゲート処理も忘れずに行います。
2011/8/22
2011/7/19
ケガいています
この部分はパテを付けない
A15
矢印の箇所を避けてパテ盛り
J7
J7
J4
J4
J4
A11
B24
A1
A22
A12

(F10)取り付け穴を開口する
C7
継ぎ目をペーパーで均します
A6
A5
A8
右サスペンション
左サスペンション
C7
C10
C6
C12
使用箇所も軽くペーパーで均します
削り取ります
左下部側面
G1
G1
B31
F29
B4
C11
C11
C11
E3
E3
E3
E3
E3
↓      ↓       ↓
↑     ↑    ↑    ↑ ↑


上部転輪
鋼製転輪
誘導輪
起動輪
D1
G2
G3
G4
G5
E1
E2
F24
F25


黄色い部分はエポパテでコーティングしています
C12反対側(C6)
C10反対側(C6)
↓      ↓     ↓      ↓
↑      ↑      ↑     ↑
矢印の箇所を避けてパテ盛り
矢印の箇所を避けてパテ盛り
B9
B8
矢印の箇所を避けてパテ盛り




マフラー
繋ぎ目をペーパーで均します
F7
F6
F7
F6
後付けパーツ
A14
A15
A1
ドラゴン  ブルムベアー(後期型) メイキング
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