サスペンション台車(C13)を組み立てます。
結構な感じでPLが入っているので丁寧に処理します。
サスペンション(C7)は見える範囲のみの処理でOKです!
(C2)パーツの成形はサスペンション台車(C13)に接着してから行いました。
(C6)パーツは表面はそのまま取り付けますが、車体取り付け面側は中央ボルト・モールドを削り取ります。
削り面が凸凹にならないように仕上げます。
先に表面側に(C6)を接着した方が間違わなくて良いと思いますよ(^_^)
ただし、サスペンション台車(C13)の取り付け方向がありますので注意してください!!
(C2)が前側になるように台車を取り付けますので、確認しながら(C6)を接着します。
右側台車の(C2)は外向きに出ています。
左側台車の(C2)は内向きになります。
最後に、組み立てたサスペンション(C5,7)を台車(C13)に接着するのですが、平行に注意して取り付けます。
サスペンション台車(C13)の接着固定は(C6)パーツのボルトモールドを削り取った面をサスペンション基部(C8)接着面のダボに合わせて固定します。
接着面積が少ないので、前後から見て歪まないように注意してください!
取り付け後に、平面な場所で乾燥させてください(^_^;)
上部転輪(C10)は台車基部(C8)上の転輪(C4)と高さを合わせます。
取り付け場所は第2、3転輪の間に接着します。
平行が取りにくい場合は、定規等のしっかりした物を転輪(C4)に合わせて(C10)を接着します。
起動輪ギヤカバー(C17)を取り付けます。
離型剤がビッシリと付着していたので台所洗剤で洗いますが、くれぐれも湯温には注意してくださいね!(^_^;)変形しますので・・
まず最初に車体下部(B)のサスペンション台座モールドを削り取ります。
リューターがあれば簡単に削り取れますが、無ければ彫刻刀などで作業すれば良いのですが時間と手間が掛かるのでリューターで作業するのをオススメします。
平ビットで荒削りしてから、ペーパービットで均し最後にペーパーで面位置に仕上げました。
削りすぎないように注意してください!
仕上げ面が凸凹になってしまうと足回りがガタガタになるので慎重に作業します。私は削りすぎたのでパテにて修正しました(^_^;)
誘導輪基部も切り取ります。
上部転輪支持架(C11)の取り付け位置をケガキます。
寸法は説明書に記載されていますが、上部転輪支持架(C11)の寸法が?なので目安としてケガイてます。
サスペンション基部(C8)の接着は浮き上がりや歪みに注意してしっかりと固定します。
サスペンション基部(C8)上の転輪支持架(C4)は引いた線の中心に合わせて接着します。
上部転輪支持架(C11)はサスペンション(C13)と転輪(C14)を取り付けてから説明書裏面の塗装図を参考に接着しました。
転輪(C14)X24個、誘導輪(C15,16)X4個、上部転輪@(C1)X6個、上部転輪A(C9,10)X8個のPL修正を行います。
特に転輪(C14)のPLはかなり深く入っているので修正は数も多くて厄介ですが、気合いを入れて頑張りましょう!
ちなみに、私はリューターで削ったので楽では無いですが、棒ヤスリよりは早くできました(^^)/
起動輪(C12)の中に(C18)を入れてから接着するのですが、(C18)のダボと合わせてしまうと左右の歯がズレてしまいます。
対処方法は(C18)のダボを切って歯が合うように調整しながら固定します。
左右の歯が正しく合っているかを調べるために履帯(G1)を5枚ほど組み立てて履帯にちゃんと噛みあうかをチェックすれば大丈夫です(^^)/
(C18)が中で歪まないように注意してください!
起動輪(C12)の接合線をパテ埋めで成形しました。
起動輪(C12)は履帯取り付け時に固定します。
↑
C8
C8
C8
C17
83.0
リアフェンダー(F8,9)をサイドフェンダー取り付け架に合わせて取り付けます。
隙間が大きく開いたので、プラ板を挟んからパテで修正しました。
また、リアフェンダーと車体との接着面が小さいので、取り付け後の破損には気をつけてください、
←
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←
↑
↑
↑
(C8)を接着前にもとあった基部を削り取ります
(C2)が前に出る
右側
←
C17
↓
操縦手、無線手ハッチ(A45,43)は窪んだヒケがあったのでラッカーパテで埋めてます。
両ハッチともヒンジモールドは2つあるのですが、パッと見はバリに見えるので切り取らないように注意して下さい!
*私は切り取ってしまいました・・・(>_<)
ペリスコープガード(A44)も丁寧にバリとPLの成形を慎重に行います。
接着後の成形はやりにくいのでピンセットかプライヤーで保持して作業しましたが、くれぐれもパーツを飛ばさないように・・(^_^;)
ハッチ取っ手(A30)は接着後にペーパーで成形しました。
ベンチレーターカバー(A47)を取り付けます。
各装備品を取り付けます。
結構な太さのゲートなので、余裕を持たせてランナーから切り取りPLも含めて丁寧に成形します。
装備品取り付けガイドが凸モールドでケガいているので、目立つ場合は消えない程度に軽くペーパーで均します。
フック(A52)の取り付け穴が少し大きいので、入り込まないように左右均等になるように調整します。
隙間はパテで埋めてます。
後部荷物ラックは(A71)を車体に固定してから、左右のサイドバー(A73)と(A72)を接着する方が組みやすいです。
テールライト(A64)を車体左右にある凸箇所に水平を取りながら接着します。
テールライトガード(A63,66)にも取り付けガイドが凸モールドあるので軽く削ってから取り付けます。
傾かないように真っ直ぐ固定します。
砲塔に各パーツを取り付けます。
フック(D7)は固定してからPL処理を行いました。
機関銃架(D20)と(D6)は繋ぎ目をペーパーで均します。
コマンダーハッチ(D5)とローダーハッチ(D3)を開ける場合は、表側にパーツを取り付ける前に裏側の押し出しピン跡をパテで処理します。
コマンダーハッチ(D5)にペリスコープ(D13)とペリスコープカバー(D12)を接着します。
ローダーズハッチ(D3)の取っ手(D8)も固定してからPL処理を行いました。
ハッチを閉じる場合は、裏側の処理は行わずに各パーツを取り付けます。
機関銃(D18)の切り出しとゲート処理は慎重に作業してください!
(D19)のPLは大まかに処理してから、機関銃側に取り付け後にペーパーで成形しました。
銃弾箱は(C30,31)を接着した後に繋ぎ目を処理します。
機関銃の銃口をAナイフで開口しました。
防盾を取り付けます。
(D15)に防盾(D14)をはめて裏から(D11)を取り付けます。
防盾(D14)と(D15)のダボに接着剤が回り込まないように注意してください!
砲身(D16,17)を貼り合わせてからペーパーで均します。
楕円にならないように注意してくださいよ!(^_^;)
砲塔両サイドに付く増加装甲を取り付けます。
左右がありますので注意してください、
右側が(F6) 左側が(F7)
パテで鋳造を再現されている場合は瞬着で固定した方がよろしいかと思います。
増加装甲板(F6,7)の固定用ダボが小さくて接着面も少ないので、保持には注意してください!
前面装甲板(F3)を車体に取り付けます。
車体本体前面部の切り取り指示箇所をしっかりと処理していないと、前面装甲板(F3)が浮いてしまうので確認してください!(^_^;)
(A42)は△の頂点が上に向くように接着します。
前方機銃(A38)は無線手ハッチ(A43)を取り付ける前に固定しました。
機銃カバー(A39)が少し大きかったので、ペーパーで成形してから取り付けています。
機銃先端をAナイフで開けました、放熱孔も1.0mmドリルで開口しています。
ライト(A56)とホーン(A57)を取り付けてから、ライト、ホーンガードを固定します。
ライトガード(A58)とホーンガード(A59)に薄皮バリがありましたので慎重に成形しました。
傾斜にて各ガードの足を斜めに削って取り付けました、歪みに注意します。
前面サイドフック(A54)は接着してからペーパーで成形しました。
トラベリングロック台座(A48)は真っ直ぐに平行になるよう接着します。
トラベリングロック(A55)は台座に合わせて固定します。
*写真では前面下部装甲板(F10)を取り付けていますが、前部フェンダー(F4,5)を固定してからの方が良いです(^^)/
ドラゴン・インペリアル・シリーズ(9010)のM4A3シャーマンHVSSを製作します。
ドラゴンのM4は「KOREAN WARシリーズ」のM4A3以来の製作で、このキットも製作に難儀した覚えがあります。
キットは「M4A3E8」に増加装甲で強化したタイプをモデライズしています。
インペリアル・シリーズは既存のモールドを切る、削る、除去するなどして形作りながら製作するキットなので、初心者には手を出せないシリーズかも知れません、
*総てが組み立てにくいのではありませんが・・・・(^_^;)
部品点数は少ないのですが、ヒケ、バリ、パーティングライン(以下PL)の処理に手間が掛かりますね、
まぁ、16年前(1994年)のキットですから仕方ないかも知れませんが・・・(>_<)
バリかモールドか微妙なゲートなので切り出しも慎重に行う必要があります。
車両形式の後ろにある「W」は湿式弾庫の車両に付けられています。
被弾時に砲弾が誘爆しないように弾庫内にグリセリンを満たしています。
砲塔には鋳造モールド表現がされていなかったので、ラッカーパテで鋳造モールドを再現しています。
砲塔上部(D1)、下部(D2)を接着しますが、合いが悪いので前側を調整して後部にズレを逃がしました。
ズレてはみ出た箇所をペーパーで砲塔の曲面に合わせて修正します。
後部のアンテナポストには大きなPLがありますのでAナイフとペーパーで均します。
薬莢排出ハッチ(D4)とフック(D9,10)も先に取り付けました。
パテ塗布後でも薬莢排出ハッチ(D4)の接着は大丈夫ですが、
フック(D9,10)は取り付け位置に穴を開けるなど、印を付けておかないと判らなくなるので注意します。
パテはラッカー溶剤でやや堅めに溶いたものを筆で塗布しました。
乾く前に堅めの筆で塗布面を叩いて鋳造を表現しました、なお表面処理はお好みで行ってください<(_ _)>
パテ乾燥後にペーパーで軽く均しました。
上下の接合面には、伸ばしランナーを流し込み用で溶かしてからAナイフでビードを刻みました。
エポパテを使用しても良いです。
防盾(D14)にも同様にラッカーパテで鋳造モールドを入れました。
砲塔天面上に不要な傷とPL?があるので、軽くペーパーで均します。
サイドフェンダー(F1,2)には、裏側の接着ガイドに沿って表側にヒケが現れているので溶きパテにて修正しました。
ヒケが現れている箇所の上部にはボルトのモールドがあるので、テープでモールド部をマスキングしてペーパーで均しました。
プラが柔らかいので歪まないように力加減には注意してください<(_ _)>
最後にサフを吹いて確認しました。
サイドフェンダー取り付け架を左右に取り付けます。
右側 左側
前から(C25)→(C27)→(C24) 前から(C29)→(C23)→(C28)
一枚ずつ平行になるように取り付けます。
支持架(C3)を取り付けます。
サイドフェンダー取り付け架の穴と車体側の取り付けガイドに合わせて接着します。
このパーツも歪んだりしないように真っ直ぐに並びを見ながら固定します。
取り付け本数は片側10本です。
サイドフェンダー取り付け架のパーツ固定が間違っていると、支持架(C3)が真っ直ぐに接着できませんので注意してください!
車体上下を接着した後に履帯を組み付けました。
履帯の枚数は78枚で片側が完成します。
Aナイフでパーツとゲートの間をマットの上で押切で切り離しますが、切断面のバリが残っていれば丁寧に成形します。
ニッパでの切り離しでも良いのですが、切り離してからのバリ処理作業が増えます。
転輪接地面に目立つ押し出しピン跡がありますので修正します。
履帯パーツ同士のかみ合わせはキツキツなので歪みには気をつけます。
1コマずつ接着しながら組むも良し、総て繋げてから流し込み用で一気に繋げるも良しでお好みで選択します。
転輪固定している場合は
誘導輪側から履帯を送り込み、適度な長さの所で起動輪の歯に合わせます。
履帯を繋げるのは、転輪下で接着すれば目立たなくて良いです、起動輪はこの時点で接着します。
履帯と車体との間に詰め物をして転輪と履帯を固定します。
取り外し式の場合は
履帯の組み付けは同じですが、起動・誘導輪と各転輪は「マルチピット」で仮止めしてから履帯のみ接着しました。
履帯と車体との間に詰め物をして固定させます。
履帯の向きは、履帯両サイドの山形の滑り止めモールドが上になるようにします。
上部パネルの両サイドに大きなヒケがあったので修正しました。
最初に溶きパテを全体に塗布して乾燥後に400番ペーパーで研ぎます
所々にパテが残る箇所が現れます。
パテが残った部をいろいろな角度から見たり指で確認して、まだ凹みがある部分にもう一度パテを盛りつけます。
凹みが浅い部分は溶きパテを塗り、深い部分は通常のパテを盛ります。
乾燥後にパテ埋め部分をペーパーで均します。
均一な面になれば、最後に600〜800番ペーパーで全体を均せばOKです。
パテで埋める
↓
表面の不要な傷を消す
D14
F6
F7
D7
D3
D5
D13
D7
F7
F6
D3
D8
D13
D12
D20
D6
D5
↑
→
←
←
←
→
→
→
→
→
→
→
→
→
↓
↑
↑
↑
↑
↑
車体上部前面を加工します。
前部両サイドフェンダーをAナイフで数回切り込みを入れて切り取ったあとペーパーで均します。
前部装甲板(F3)を取り付けるので、接着面にあるモールドを削り取ります。
ニッパで大まかに切った後でペーパーで均します。
前方機銃のモールドは削りません!
後部にPLがクッキリと入っている箇所がありますので処理します、その時にクランクハンドル(A67)の接着ガイドの凸モールドも軽く処理しておきます。
後部右側上に車外装備品接着ガイドの凸モールドも軽く削り取ります。
注意するのが、接着ガイドを完全に消してしまうと判らなくなりますので加減しながら削ります。
モールドでない傷が所々に見受けられたのでペーパーで均しました。
切り取る
→
→
41.5
41.5
――――――――――――――――――――
(A71)→(A67)→(A73)の順番で接着
表面の不要な傷を消す
ヒケを埋める
ヒケを埋める
A73
A73
A65
A72
A67
A30
A51
A52
A50
A30
A61
A49
A53
A62
A66
A52
A65
A66
A64
A71
A65
A45
A43
A30
A30
A47
A44
A44
A48
A63
→
↑
←
←
←
←
→
→
→
→
→
→
→
→
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↑
↑
↑
↑
↑
↑
↑
↓ ↓ ↓
詰め物をします
矢印の押し出しピン跡を削る
履帯は78枚です
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓ ↓ ↓ ↓ ↓
↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑
ラッカーパテで鋳造を再現しました
(A30)は先に付ける
C26
C26
←
A41
A29
A28
A18
A17
A19
A30
↑
↑
↓
→
←
↓
↑
↑
C1
→
C7
↑
C10
↑
C13
→
C5
C5
←
C2
右側に取り付ける台車
前に出る→
C2
←が後ろに出る
左側に取り付ける台車
台車は各3組組み立てる
(C6)の接着面のボルトを削る
↑
C6
←
C5
←
C5
→
↓
C7
↓
C2
↓
↑
→
C13
←
C5
→
C6
C7
↓
←
C5
←
車体リアパネルは2種類ありますが使用するのは写真のタイプです。
若干の隙間が開くのですが、溶きパテで埋めるだけでOKです。
牽引フック(A28,29)は後ででも接着出来ますが、手摺り(A30)は上部パネルを固定した後ではちょっと厳しいかも・・・(^_^;)
車体前部の(A41)はラッカーパテにて鋳造表現を再現しました。
(A41)の取り付けは、下側を合わせてから上部を流し込み接着剤でしっかりと固定します。
接着ガイドが少ないので、浮き上がったり歪んだりしないよう注意してください!
誘導輪基部(C26)も歪んだりしないよう真っ直ぐに接着します。
C26
A32
C26
A19
A29
A30
A28
→
←
←
←
↑
↑
↑
履帯、転輪、車体側面下部を塗装した後に完全固定する予定なので、サイドフェンダーを仮止めしています。
砲身もサフ吹きまでは仮止め状態です。
手摺り等のゲートの処理忘れがないか確認します。
問題なければ完成です。
→
F10
A42
←
↑
↑
↑
→
↑
↓
A37
*後で固定する
*後で固定する
銃口と放熱孔を開けました
A38
F4
F5
A58
F10
A55
A48
A38
A39
A56
A54
A58
A43
A45
A48
A55
A39
A56
F3
A54
A59
A57
A56
A58
↓
↓
↓
↓
↓
↓
→
→
→
→
←
←
←
←
←
←
↑
↑
↑
↑
↓
→
↑
↑ ↑
↑
車体底面のヒケをパテで修正しました
車体底面のヒケをパテで修正しました
↑
↑
↑
↑
装備品の接着ガイドを削る
装備品の接着ガイドを削る
PLを削る
PLを削る
切り取り後はペーパーで均します
青矢印を切り取ります。
このラインで切断する
―――――――
―――――
→
→
→
→
→
←
←
←
←
←
↓
↑
↑
↑
↑
↑
↑
C3は真っ直ぐに接着
写真は履帯、転輪を取り外し式にしているので
F1,2は仮止めしています。
C3
C3
C3
左C24
右C28
左C29
右C25
左C23
右C27
F2
↓
↓
↓
↑
↑
↑
↑
前部
後部
↑
↑
↓
↓
↓
ヒケを処理する
F1,2)
↑
↑
↓
ラッカーパテで鋳造を再現
↑
伸ばしランナーでビードを再現
↓
ラッカーパテで鋳造を再現
D14
D9
D4
D10
→
↑
↑
↑
(C2)が後ろに出る
左側
→
→
←
←
↑
C7
C5
C13
C16
C1
C2
C17
C10
C6
→
↓
↑
↑
C16
↑
C6