製作期間=21日
塗装期間=10日
トータル製作期間=31日
トータル製作時間=93時間
別途購入品=なし
以前から「エイブラムス」は気になっていたのですが、何故かは判りませんが製作する機会がなかったモデルです。
現用戦車って素備品も少なく簡単に出来そうなのですが、見た目以上に手間が掛かる様な気がするのですが・・・どうでしょう?
キットは2003年に発売された「MARINE TANK BAGHDAD2003」をモデル化されています。
工程を考えるのに説明書を見てみると「まぁ、砲塔周り以外は手間取ることは無いなぁ」と思っていましたが・・・・
これが恐ろしい事になろうとは・・・・
組み立て
転輪を組み立ててパーティングラインを消すのですが、
もしかしてモールド?と言いたくなる様なパーティングラインがガッチリと入っていたのです。
起動輪の歯はバリで埋まってるは転輪の合いは悪いはでめげてしましましたね、
やっとの思いで転輪を修正し終わって、シャーシ内の操縦席を取りつけようとシャーシを見ると歪んでる!
お湯とドライヤーで何とか修正しました。フゥ〜・・・・ここで操縦席を塗装しています。
履帯の組み付けを後回しにして、車体上面と砲塔の組み立てに入りました。
砲塔内部が一部再現されていますので先に塗装しました。
砲塔上面パーツでカッチリと収まったパーツは、
キューポラのみで後はすり合わせが必要なほど収まらなかったですね、
バスケットなどは何度も取ったり外したりで汚くなるはで、何度イライラした事か!!
車体上下を接着して履帯を組み立てます。この車体上下の取りつけも・・・・大変でした・・・!
何とか修正しながら取りつけ、気を取り直して履帯の組み立てに取り掛かりましたが・・・・・
履帯パーツがバリで埋まってる!この修正も手間取りました。
修正も大変でしたが、組み立てもチョ〜大変でした!!!!!最初は取り外し式に使用と計画していたのですが、
絶対に無理やと思ったので予定変更で車体に組み付けました。
それでも、平行を出すのに四苦八苦しましたね!・・・・
ホンマ、今まで製作した中で1・2位を争うぐらい難敵でした!泣きたくなるキットでしたね・・・・
塗装工程
エッチングパーツにはプライマーを塗り、塗装済みの所をマスキングしてから1000番のサーフェイサーを吹き、
乾燥後に履帯部分を塗装しますがスカート内は見えないので吹かなくても良いかもしれません、
その後に履帯をマスキングしておきます。
次に基本塗装をタミヤアクリルの「デザートイエロー」をメインに「ホワイト」、「レモンイエロー」とGSIクレオス水性の「ミドルストーン」を混ぜ合わせ色を吹きます。
乾燥後に転輪ゴム部分を塗り終われば両サイドスカートを接着します。
半ツヤクリアーを吹き付けた後にデカールを貼ります。良く乾燥させてもう一度クリアーをスプレーします。
装備品塗装や細部塗装
現用戦車なので装備品は少ないのでそんないも手間は掛かりません、
細部塗装は砲塔周り、フロントフェンダー、テールパネルのランプ類と履帯のゴムパッドです。
ペリスコープはクリアー塗料を使用するので仕上げ前に塗りました。
荷物類は軟質プラですのでラッカー塗料の方が良いかもしれませんよ、
ウェザリング作業
ウォシングは塗料は油彩で、溶剤はペトロールで行い、乾燥後に汚れを考えて拭き取りました。
チッピングは適度な量と間合いを見て描いた後、つや消しクリアーをスプレーします。
パステルのウェザリングは砂埃を表現したいので粉のまま置いて溶剤で定着させました。
最後にペリスコープとライト類を塗装して完成です。
組み立てには思いっきり苦労しましたが、完成モデルを見て我ながら感動しました。
基本塗装(アクリル)
Tデザートイエロー+Tホワイト+Tレモンイエロー+Gミドルストーン
履帯(アクリル)
Tフラットブラック+Tジャーマングレイ+Gダークグレイ
装備品(アクリル)
鉄部分:Tフラットブラック+Tダークグレイ
木部分:Gレッドブラウン+Tレッドブラウン
Tフラットブラウン、Tデザートイエロー
ライト類:Gクリアーレッド、クリアーオレンジ
ウォッシング(油彩)
車体:油ローアンバー+油セピア
ウェザリング
MIGピグメント+パステル
茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル)
Tジャーマングレイ+Tダークグレイ
ドライブラシ(エナメル)
車体:Tデザートイエロー+Tデッキタン+Tダークイエロー
金属:Tクロームシルバー
カラー表記前にあるアルファベットは
T=タミヤ アクリル・カラー
T=タミヤ エナメル・カラー
G=GSIクレオス 水性ホビーカラー
油=油絵の具