埃を丁寧に除去してから、タミヤ・スーパーサーフェイサーを軽く吹き付けました。
タミヤのサフはプライマリーが混合されているので、あえてMr「メタル・プライマー」を塗布する必要はありません(-_-)
最近ではノンサフで塗装仕上げされ方が多いと雑誌などでは紹介されています。
一昔前の東欧キットは離型剤がたっぷりと付着していた時代と違うので、サフで下地を整える必要性も少なくなっているのでしょうが、
もし、塗装中に塗料が弾かれてしまったら・・・・(^_^;)と思うと・・・・(>_<)なので、個人的にはサフは吹いた方が良いと思いますよ〜
特に接合面が消えているか確認出来ますしね(^_^)v
陰影を付けるためにMr「ジャーマングレイ」をピンポイントで塗装しました。
@OVM周り E各パネルライン付近
Aハッチ周り F防盾周り
B前後フェンダー付近 G後部ハッチ・スリット
Cフェンダー裏側 H後部パネル
D車体下部
あまりウルサクならない程度に塗装しています。
砲塔内部、キューポラハッチ、側面ハッチをガイアカラー(以下GA)「インテリアホワイト」で塗装しました。
*この時点ではキューポラは砲塔に接着していませんし、ペリスコープも取り付けてません
基本塗装にはGA「ドゥンケルグラウ」+「ホワイト」+Mr「パープル」+「ミディアムブルー」の混色を吹き付けました。
*「インテリアホワイト」で塗装した箇所にはマスキングしています。
操縦手、無線手ハッチを開ける場合にもGA「インテリアホワイト」を塗装します。
OVM等を塗装します。
細かいパーツ類はTAとGSIクレオス水性(以下HC)で塗装しました。
木部を水性で下塗り後にタミヤ・エナメル(以下TE)で木目を描いています。
鉄部(ジャッキ、バール等)は車輌のツヤを整えた後にMr「メタルアイアン」を塗装して磨いて金属部を再現する方法もあります(^_^)
木部のニス塗装には、TE「クリアーオレンジ」+「Fブラウン」を混ぜて薄く上塗りします。
Mr「スーパークリアー半ツヤ」をエアブラシでコートしてからデカールを貼付しました。
*スプレー使用時は厚くならないように吹き付けてくださいm(_ _)m
組み立て前にあらかじめ選択していた部隊のデカールを貼付します。
マークソフターを使用して凸凹に馴染ませますが、ソフターの塗りすぎには注意して下さい!
綿棒、筆を使用してしっかりと貼り付けます!
クラッペ等の凸凹にはデカールが半乾き状態でAナイフで切り込みを入れて馴染ませました。
良く乾燥させてから、デカール部分にクリアーでコートします。
*私は一日程度の乾燥時間を取ります、時期にも寄りますが・・・
TEと油彩でウォシングを施しました。
TE「Fブラック」+「Fブラウン」+「ダークグレイ」の混色で全体に施しました。
半乾きで綿棒、筆で拭き取りました。
スミ入れは、TE「Fブラック」+「Fブラウン」+油彩「ランプブラック」の混色を流し込んでいます。
最後に、軽くドライブラシをTE「デッキタン」+「ジャーマングレイ」と「ダークグレイ」+「Fブラック」で部分的に行っています。
塗装の剥がれをエナメル塗料と油彩で描き入れます。
チッピングはTE「ジャーマングレイ」+「Fブラック」+「ハルレッド」の混色で描き入れてます。
煩くならない程度に描き入れました。
砲塔には油彩でウェザリングを行いました。
雨垂れを重力方向に部分的に描きました。
砲塔内部もチッピングを施しています。
*ハッチを開けなければ見えない箇所なのでチッピングを行う必要は・・・・(^_^;)
油彩はTEと違って綺麗に消せないので慎重に・・・・m(_ _)m
*油彩の濃度と下地によって跡が付くからね〜(^_^;)
砲塔のハッチを固定します。
パステルで土埃ウェザリングを施します。
アクリル溶剤で溶いたパステルを車体下部側面に塗布して乾燥後に軽く除去します。
履帯にも溶剤で溶いたパステルを塗ってから粉末状のパステルをまぶしました。
*3色のパステルを使用しています。
半乾き状態で余分なパステルを除去しました。
転輪にもパステルウェザリングを行いますが、タイヤ接地面には大量に付かないようにまぶします。
履帯と同様に余分なパステルを除去します。
土が詰まった感じにする場合は、パステルを載せてからアクリル溶剤を流し込んで固着させます。
*完全固着は出来ないので注意して下さい(^_^;)
車体前面・後部、フェンダー上、平面部、砲塔にもパステルを載せて埃っぽさを表現しました。
頃合を見ながらパステルは載せます、大量にまぶしてしまうと車体の色味が変わってしまうので慎重に!
・基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
Mr:ジャーマングレイ
・基本塗装(ラッカー)
GA:ドゥケルグラウ+Mr:バイオレット+Mr:ミディアムブルーGA:ホワイト
車体下部=Mr:ジャーマングレイ+Mr:ブラック
・内部、ハッチ裏側(ラッカー)
GA:インテリアホワイト
・履帯下地(ラッカー)
Mr:タイヤブラック+Mr:ブラック
・履帯(アクリル)
TA:フラット・ブラック+TA:NATOブラック
*ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。
・転輪タイヤ(ラッカー)
Mr:タイヤブラック
・テールライト&レンズ(アクリル/エナメル)
ライト部分=TE:ホワイト、油:イエローを載せてブレンディング
レンズ=TE:クリアー
・装備品(アクリル/エナメル)
鉄部=TA:NATOブラック+TA:フラット・ブラック+HC:ジャーマングレイ
木部@=TA:フラット・ブラウン+TA:フラットブラック、HC:フラット・ブラウン
木部A=TA:木部甲板色、TA:デザートイエロー
木目部=TE:フラットブラウン・レッドブラウン
機銃=TA:フラットブラック+HC:ダークグレイ
木目ニス=TE:クリアーオレンジ+TEフラットブラウン
・ウォッシング(エナメル/油彩)
車体=TE:フラット・ブラック+TE:フラットブラウン+TE:ダークグレイ
*溶剤はエナメル用を使用
・スミ入れ(エナメル)
車体=TE:フラットブラック+TE:フラットブラウン、TE:ジャーマングレイ
*溶剤はペトロールを使用
・退色表現(油彩)
油:ローアンバー、チタニウムホワイト、バンダイキブラウン、セピアを載せてブレンディング
・ドライブラシ(エナメル/ラッカー)
履帯・鉄部分=TE:メタリックグレイ
車体=TE:ジャーマングレイ+TE:デッキタン、TE:ダークグレイ
・ウェザリング(パステル)
MIGピグメント+パステル+ファレホ・ピグメント
*茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
・チッピング(エナメル)
剥がれ痕=TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック+TE:ダークグレイ
*部分的にTE:ハルレッドを混ぜています。
カラー表記前にあるアルファベットは
TA=タミヤ アクリル・カラー
TE=タミヤ エナメル・カラー
HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
油=油絵の具
今回は、フィギュア3体に搭乗してもらいました(^_^)v
使用フィギュアは6375「ジャーマンタンククルー1939−1945」の中から3体使用しました。
ヘッドフォンコードをエナメル線で追加した以外は素組みです。
コマンダーフィギュアは、そのままだとキューポラ内側のビジョンブロックに引っかかって乗務出来ませんので、下半身とシューズのつま先をリューターで削りました。
フィギュアは車輌には固定しておりません・・・
塗装はアクリルとエナメルを使用しました。
フィギュアにも軽くパステルウェザリングを施しています。
*やり過ぎには注意して下さい!!(^_^;)
矢印部分を削りました
→
→
→
→
→
←
←
←
履帯を車体に取り付けました。
左右を間違わないように取り付けます。
リターンローラーと履帯の接着時には、もう一度詰め物をして固定します。
今回はあまり弛みを付けていないので簡単に出来上がりました(^_^)v
前面部の予備履帯を取り付けます。
塗装済みの予備履帯をラックに収めてから、同じく塗装済みの(H47)を上から接着します。
*取り付け方向に注意して下さい・・・
予備履帯のウェザリングが終わってから取り付けてもOKです。
マフラーには錆色パステルでガサガサ感を再現しました。
*パステルの色は3色を使用しました。
アクリル溶剤を塗った上から錆色パステルを載せます。
載せたパステルにアクリル溶剤を染みこませます。
この工程を3〜4回繰り返します。
排気口にスート色のパステルをまぶしました。
車両
製作期間=12日
塗装期間=28日
トータル製作期間=40日
トータル製作時間=62時間
全体を見てやり残しが無ければ完成です。
細かい箇所の工程には多少の問題がありますが、初めての方でもサクサクと組み立てることが出来ます。
ただ、タミヤ・キットみたいに土日2日間の週末のみの完成は無理ですが、楽しみながら組み立てれば良いと思いますよ(^o^)
エッチングパーツとプラパーツとの選択式なのでそんなに敷居は高くもないですし・・・
とにかく、作っていて楽しいキットですよ(^_^)v
部分的に油彩で雨垂れを入れました
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履帯は取り外し式にしているので塗装作業は楽です(^_^)
履帯は下地塗装でMrカラー(以下Mr)「ジャーマングレイ」を吹いてから、タミヤアクリル(以下TA)「NATOブラック」+「Fブラックをラッカー溶剤で希釈して塗装しました。
上下左右から確認しながら塗装しないと吹き洩れが出てきますので注意します。
予備履帯も同色で塗装しています。
塗装時の取り回しの保持には注意してください!持つところに気をつけないと外れてしまいますので・・・
履帯を車体に組み付けている場合も同じように塗装します。