「ブルムベアー」が発売とアナウンスされた時、「ついに、ドラゴンがやってくれたか!」と思ったほど自分の中では、嬉しくて懐かしい響きのあるキットでした。中期型のインジェクションキットはタミヤ以来ですからね、タミヤのキットは4個は作りましたか、”ショウモデリング”の「コーティングシートを貼って仕上げたりエッチングでディティールアップしたり、メーカーは忘れましたが「イタレリ」のW号の車体を利用してレジンの「前期型」を製作した程、入れ込んだ車両です!ドラゴンから出ないかなぁ?!とず〜っと思っていたので、本当!嬉しかった!!!!車両(キット)です。
キット内容は、レギュラーのスマートキットで車体がH/J型の2in1、シュルツェンが金属製、照準器などがクリアーパーツ、履隊は既存のMgTrcです。
車体内部も簡素とはいえハッチ開状態にした場合には見える範囲が多いので、精密に再現されています。ツィンメリト・コーティングを施せば迫力ある車体に仕上げられると思いますよ!
でも何れは、コーティング済みのキットも出るでしょうね?それならば「後期型」をリニューアル版として発売して欲しいのですが・・・・・
初期型もサイバーブランドのホワイトBOXでアナウンスされてましたなぁ、
それからトライスターモデルの「初期型」も発売される見たいですね、
車体下部の組み立てはサクサクと組み上がります、
前部パネルの牽引フックの台座(A27)はコーティングする場合は邪魔になるので、
アタリをとってコーティング後に取り付ける方が綺麗に仕上がります。
私は最初に取り付けてしまった・・・この時点までコーティングの事は忘れていたので(>_<)
誘導輪は2種類あるのでどちらかを選んで組み立てます。
上部転輪も同じく2種類あるので選択して組み立てます。
起動輪のデフケース(A12)取り付け時に浮かないよう注意します。
(B10,11)のダボはカッチリ収まるのですが、何故か隙間が出来てしまうので若干の修正が必要です、修正は簡単でどちらかのダボを切り取ればOKですよ。隙間がなければこの工作は不必要です!
2008/7/16
2008/7/15
2008/7/8
コーティングする場合は台車やダンパーが邪魔になるので、作業後に取り付けます。
ウェザリングを施せばあまり判らなくなるので、チョイチョイ作業で十分だと思われます。
この台車はスマートキットになってからはストレス無く作製が出来るようになって良かったと思っています。
以前の超絶分割は1個作製するのに、何度もイライラしながら作りましたから!
スケールキットですから精密なのは嬉しいのですが、限度が・・・・ねえ(^_-)あまり敷居を上げすぎるのも・・・・
リア上部パネル(C2)のエンジン点検ハッチ(H21,22)裏側にエッチングパーツ(MA10,11)を接着します。
空気取り入れパーツ(H33,36/H38,40)もこの時点でパネルに接着しています。
リア後部パネル(F11)の上側についている棒は“バリ”では無いので切り取らないよう注意!
予備転輪フック(F3,4)は完成間近に取り付ける方が破損しなくて安心です。
マフラーの上に付く踏み板(E17)も忘れないように、まぁ忘れても3本の取り付け足を切り取れば後ででも接着可能です。
戦闘室(C1)の後部ハッチは開状態と閉状態の2種を選べます、
板状の取っ手のモールドを削り(E38)を取り付ける様に指示されていますが、閉状態では見えませんので取り付ける必要は無いでしょうね、同じように(E27)も開けないならば見えませんので、
ハッチをフル展開した時は砲架周りと床板は再現されているのですが、それ以外は何もないので見た目が少しキツイかも・・・
特にフィギュアを搭乗させる場合はプラ板で加工が必要でしょうね!?
エアークリーナーの取り付けは選択式です。組み立て自体はカッチリと組み上がります。
タンクのPLは車体側に回しておけば見えませんので、ゲート処理のみでOK!
個人的に思ったのが、空気取り入れ口シャッターはエッチングパーツ(前からMA9,5,6,7)使用をオススメします、プラパーツ(G8)だと厚みがあるので戦闘室側に付く台座部分が干渉するかもしれませんので、またHで取り付ける(C7)もエッチングパーツ(MA14)使用をオススメします。
取り付けない場合は車体側の”ダボ”の切り取りを忘れずに!
反対側も同じようにエッチングパーツを貼り付けます。
Rで取り付ける雑具箱(C14,19)は先に取り付けてしまうと塗装がやりにくいので完成間近で接着します、
*仮組状態なので隙間がありますが、気にしないでください!!<(_ _)>
車体前部上面の予備履帯です。
予備履帯パーツは左から(Q1,R,Q2、R,R,R,Q3)の順番です。
プラケットはプラとエッチングパーツの2種ありますが、折角なのでエッチングパーツをオススメします。
目立つ部分なので再現度がUPしますよ。
予備履帯を取り付けずにプラケットのみにする場合は、取り付けガイドが凸モールドされているのでペーパーで削り取るのですが、
総て削らずに薄く残る程度にしておかないと判らなくなりますので。
予備履帯に押し出しピンが目立つので削り取ります、凸ピンなので修正は楽です。
コーティングはポリパテでパターンは”グムカ”の「コーティングブレード・T−01とT−02」を使用して刻んでいます。
10数年ぶりのポリパテでのコーティングに挑みました!エポパテとは違ってお手軽、簡単に作業が出来る利点はあるのですが、
硬化が早くて突起部分にはブレードが上手く回らないのが難しいところです。
「実際も手作業らしいのでこれでも充分だ!」と納得しています。
モールド部分やパテが着いてはいけない部分には「マスキングゾル」を塗り、後付けが出来るパーツはコーティングが終わる度に接着しました。
後はブレードを動かすリズムだけでしょうね!?
防盾周りは固まったパテを少し削って放射線状にコーティングしました。
金属製のシュルツェンです。切り出しにはナイフよりもハサミでの作業をオススメします、なにせパーツが柔らかかくて面積がある分曲がってしまうので慎重に切り出しします。
切り出す前にパーツの裏側(シュルツェン架を取り付ける面)を鉛筆で取り付け番号を付けて入れば迷わなくて済みます。*塗装時のパーツ分けNOは次回に記載します。
車体に取り付けて塗装する場合は必要はありませんが・・・・
シュルツェン架はプラ製で取り付け箇所にはケガキが入っているので位置決めが楽です、接着にはエポキシ系で取り付ける方が強度も増しますよ。
シュルツェンが金属なので薄さの再現は秀逸ですね!柔らかいので”バトルダメージ”も付けやすいでしょうね、、
戦闘室後部のコーティングが完了です。
ドアのヒンジ部分とアンテナ基部は「マスキングゾル」でカバーしたので段差が生じませんでした。
フックパーツ(C20)はコーティング作業後直ぐに取り付ければピッタリと取り付けられます。
エッチングの接合パーツ(右側がMA13,左側がMA12)取り付け部分は戦闘室を接着後に取り付けるので、長さを合わせてパテを除去しています。
消火器パーツ(H56)は写真では先に取り付けていますが、接合パーツ(MA12)取り付けた後の方が良いかも!?
後部ドアの合わせ面も忘れずにパテを除去しておきます。
車体内部を塗装します。
砲隊鏡(P1)のレンズ部分のマスキングを忘れずに!
ガイアカラーの「インテリアカラー」をそのまま吹き付けています。
ハッチをフルオープンするならば丁寧に塗装すれば良いかもしれませんが、床板の左舷側はあまり見えませので神経質になる必要は無いかも・・・・此の辺はこだわりの塗装になりますが・・・・
ペリスコープ(P2)の取り付けを忘れずに!
ハッチ裏側のウェザリング塗装を先に済ませました。
車体塗装後にでも出来るのですが、砲架のウェザリング塗装のついでに塗っています。
メインハッチの前側は作例では閉じるのでスミ入れのみで仕上げています。
フルオープン時はハッチ支え(C18の2本)も忘れずに内部色を塗装します。
インテリア部分が完成しました。後は戦闘室を取り付け、シュルツェン架など後付のパーツを取り付けて車体外部の塗装を残すのみです。
完成が見えてきてワクワクしていたのですが・・・なんと!重大なミスが発生したのです!!!
仮組状態の時は何ともなかったのですが、いざ!接着となった時に全く収まらなくなってしまったのです。
戦闘室上部パネルを先に接着してしまったので、戦闘室の取り付けがスムーズに取り付けられなくなってしまったのです!今更、パネルを取り外す事も出来ないので・・・
砲架を固定するまではすんなりと収まっていたのですが、砲架を固定してからだともの凄く収まりづらかったのです、格闘すること2時間!なんとか収めましたが・・・・
くれぐれも、戦闘室上部パネルは砲架を取り付けてから接着してください!
リアパネルもコーティングしています、ここも見える範囲でチョイチョイ作業でやっています。
パネル(E25)を取り付ける前に作業すればやりやすいでしょう、
誘導輪基部(B12,13)は鉛筆でアタリをケガキ線を付けて作業後に取り付けてます、
マフラー取り付け部分は見えませんので塗布しなくてもOKです
クランクハンドル(E5)も後付けにします、私は先に取り付けたのでアリャリャでした!
前部上部パネル(E1)は予備履帯を取り付ける場合は裏側から0.8oのドリルで穴あけを忘れずに!プラケットはエッチングパーツの使用をオススメします、目立つ箇所なだけにリアルに仕上がりますよ!先に履帯を接着してからだと楽に取り付けが出来ますので、
フロントの予備履帯も履帯の塗装後に取り付けた方が楽でしょう。
あと、車体にの両サイドに突き出ている”ダボ”は不要なので取り除きます。その後にペーパーで平面に均しておきます。段差があるとフェンダーが真っ直ぐに取り付けられませんので注意です!
砲身はライフルリングを再現しているのでリアルです。砲口が大きのでこの配慮は嬉しいですね!
PL(パーティングライン)も薄く入っているだけなので修正が楽でした。
ゲート処理も3ヶ所ありますが頂上部分だけを処理すれば充分です。
砲架も組み立てやすくて精密再現です、Kで砲身を駐退機に取り付けるのですが、
かなりキツメなので駐退機ガード(D10,17)は砲身を差し込んでから接着しました。
Mの(D3,29)は「接着しない」となっていますが、ユルユルだったので歯車を削って接着しています、
シートがしっかりしているのでフィギュアを座らせても面白いかも?
Nで(D21)とMで製作したパーツで砲身を挟み込むのですが、防盾(E19)を先に接着すると取り付けが出来ないので注意して下さい、順番は(D21)とMを挟み込んでから防盾を接着します。
砲架の構造が判って面白いですよ(^^)/
本体への取り付けは塗装後にします。
戦闘室後部箇所も同じように作業しますが、ハッチは別にコーティングしました。
コーティング剥がれを表現する場合はパテが半乾燥の時にナイフで剥がして行きます、
バランスを見て剥がす方がリアルになると思いますので、ヤリ過ぎには注意です。
完全乾燥後にパテのモールドを均す為に金属ブラシなどで擦ります。
あまり力を入れて擦るとパーツが取れる可能性があるので加減に注意します。
戦闘室上部にはみ出たパテもナイフやヤスリで綺麗に均しておきます。
砲架の内部側塗装が完了しました。
車内と同じ塗料で塗装しました、ガイアカラーの「インテリアカラー」は個人的にもピッタリの色だと思うのですが?!
シートをクレオス・アクリルの「レッドブラウン」側面の保護パッド?をタミヤ・アクリルの「レッドブラウン」で塗り分けています。
剥がれのウェザリングは少しオーバーに描いています。
煤汚れはクレオスの「ウェザリングカラーの「スート」を使用しました。
完了してから気がついたのですが?シートなどは、殆ど見えません!
ですから、ウェザリング塗装は右側と後部のみで十分でしょう!
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シャッターをエッチングパーツに交換
こちら側に向けていれば見えません
マフラー取り付け箇所
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パネル(E25)
クランクハンドル(E5)
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誘導輪基部(B12,13)
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コーティング後に取り付ける
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押し出しピンを削る
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←
プラケットはエッチングパーツを使用
R
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R
Q3
Q2
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Q1
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少し削ってコーティング
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マスキングゾルを塗布した箇所
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ハッチは別にコーティング
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はみ出たパテを削る
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合わせ面のパテを取り除く
MA12を先に取り付ける
MA13を取り付ける
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←
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H56
C20
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C20
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(P1)レンズ部分マスキング
(P2)忘れない
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