車両
製作期間=11日
塗装期間=13日
トータル製作期間=24日
トータル製作時間=63時間
塗装前に脱着式にしている転輪と履帯を取り外します。
軽く1000番サーフェイサーで下地を整えました。
陰影塗装をGSIクレオス・ラッカー(以下Mr)の「ジャーマングレイ」を奥まった箇所、車体下部、転輪などの影になりそうな部分に吹き付けました。
特に車体下部には重点的に吹き付けています。
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
Mr:ジャーマングレイ
基本塗装(ラッカー)
TA:オリーブドラブFS34087+Mr:カーキ
*ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。
車内塗装(ラッカー)
GA:インテリアホワイト
履帯(アクリル)
TA:ジャーマングレイ+TA:フラット・ブラック+TA:NATOブラック
*ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。
転輪タイヤ(ラッカー)
Mr:タイヤブラック
テールライト(アクリル)
HC:シャインレッド
装備品(アクリル/エナメル)
鉄部=TA:ジャーマングレイ+TA:フラット・ブラック+HC:ダークグレイ
木部=TA:木部甲板色・デザートイエロー・フラットブラウン
木目部=TE:フラットブラウン・レッドブラウン
木部ニス=TE:フラットブラウン+クリアーオレンジ
ウォッシング(エナメル/油彩)
車体 TE:フラット・ブラック+TE:フラットブラウン+油:バーントアンバー
*溶剤はペトロールを使用
スミ入れ(エナメル/油彩)
車体 TE:フラット・ブラック+TE:フラット・ブラウン
ボルト部分 油:バーントアンバー+油:セピア
ドライブラシ(エナメル)
履帯・鉄部分 TE:メタリックグレイ
ウェザリング(パステル)
MIGピグメント+パステル+ファレホ・ピグメント
*茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル)
剥がれ痕@ TE:ダークグレイ+TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック
カラー表記前にあるアルファベットは
TA=タミヤ アクリル・カラー
TE=タミヤ エナメル・カラー
HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
油=油絵の具
最終確認をして問題なければ完成です!
ドラゴン初期のキットなので作りにくいのは仕方ないですが、出来上がりの雰囲気は宜しいんじゃないですか!?
現在では、ドラゴン、タスカとM4シャーマン系列キットも充実してきているので、機会が在ればまた製作したいですね(^^)/
塗装の剥がれをエナメル塗料で描きました。
TE「Fブラック」+「ジャーマングレイ」+「ダークグレイ」で剥がれを筆で入れて行きます。
剥がれそうな箇所に塗装します。
今回は、雑に扱われた感じで側面と砲塔を重点に入れました。
擦れた感じには穂先を短くした筆でドライブラシの要領で塗装しています。
エナメル塗料を使用しているので、失敗しても溶剤を含ませた綿棒で消せます(^_^)v
キューポラとハッチのペリスコープをTE「Fブラック」で塗装しました。
ヘッドライトはTE「ホワイト」を塗装してから、TE「デザートイエロー」と「Fブラック」でレンズを描きました。
ヘッドライト・レンズは完成前にTE「クリアー」を塗装します。
次にウェザリング作業に入ります。
TE「Fブラック」+「Fブラウン」+油「バーントアンバー」をペトロールで希釈してウォシング塗装を行いました。
希釈濃度は気持ち濃いめに施しました。
*塗料2:溶剤8
半乾燥後に綿棒と筆で重力の方向に拭き取りました。
スミ入れはTE「Fブラック」+「Fブラウン」で流し込みました。
スミ入れ後に、油彩「バーントアンバー」+「ランプブラック」で雨垂れを入れました。
少しだけ絵の具を載せて綿棒や乾いた筆で伸ばしました。
最後に、ボルト部分に油彩「セピア」+「バーントシェンナ」を流し込みました。
細部塗装後にMr「半つやクリアー」を軽く吹き付けてから、デカールを貼り付けました。
マークは車体側面、砲塔、車体前後に貼ります。
マークは古くて怪しかったので、マークセッターをマークの下に塗布して固定しました。
砲塔左側の国籍マークは薬莢排出ハッチにかかるので、半乾燥後にAナイフで切り込んでマークソフターで馴染ませました。
はみ出たデカール糊やマークソフター、セッターの跡を綿棒で綺麗に取り除きます。
とにかくマークが弱々しいのでマークセッターの塗りすぎには注意して下さい!
良く乾燥させてから、Mr「半つやクリアー」をマーク部分にコートしました。
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↓
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乾燥後、マーク部分をコートする
切り込みを入れる
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後部パネルの装備品を塗装しました。
米軍の装備品は車体色を塗装していたらしいのですが、アクセントが欲しかったので塗り分けました。
@鉄部分はTA「ジャーマングレイ」+「Fブラック」+GSIクレオス水性(以下HC)「ダークグレイ」の混色を塗装しました。
A木部はTA「木部甲板色」、「デザートイエロー」、「Fブラウン」で分けて塗装しました。
木目をTE「レッドブラウン」と「Fブラウン」で塗装してから、エナメル溶剤でブレンディングしました。
テールライトはHC「シャインレッド」を塗装しました。
*パステルウェザリング前にレンズ部分にTE「クリアー」を塗装します。
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車体上部と砲塔の基本塗装を行います。
基本塗装はMr「オリーブドラブFS34087」+「カーキ」を吹き付けました。
下地に吹き付けた陰影塗装を心持ち残しながら塗装しています。
砲塔機銃は、破損防止で取り外している場合は忘れずに塗装します。
コマンダーハッチも同様に取り外しているので忘れずに塗装します。
コマンダーハッチを開ける場合は砲塔内とハッチ裏をガイアカラー「インテリアホワイト」を塗装します。
ちなみに、基本塗装を先に吹き付けた後に「インテリアホワイト」を塗装したのでマスキングしてから吹き付けました。
工程上は先に車内塗装を済ましておく方が、マスキングも楽ですね(>_<)
サイドフェンダーの接着ガイドが少ないので、取り回し時の保持には注意して下さい!!
私は2度ほど取れて大変でしたので・・・・(^^;)
転輪の基本塗装が終わればタイヤ部分を塗り分けるのですが、チマチマ塗るのが面倒臭いのでエアブラシで塗装します。
1)転輪の表面(24個)と裏面(12個)と誘導輪にマスキングテープを貼り付けます。
2)切り取り部分が浮き上がらないように爪楊枝等でしっかりと密着させます。
3)Aナイフの刃を新品に取り替えて、リブ外側の凸に刃の先端を沿わせてタイヤ部分のみを切り出します。
4)刃を動かさずにパーツを廻しながら作業すると綺麗に切り取れますよ(^_^)
5)奥側に取り付ける転輪裏側も同様に作業します。(12個だけ!)
6)リターンローラーは筆塗りします。
タイヤ塗装にはMr「タイヤブラック」を吹き付けました。
マスキングを剥がして吹きこぼし部分をリタッチします。
サイドスカートの装着前に、車体下部と転輪、起動輪、誘導輪、リターンローラーに基本塗装のMr「オリーブドラブFS34087」+「カーキ」を先に吹き付けました。
フェンダー裏、車体底面、後部、前面増加装甲板裏にも塗装しました。
転輪や台車などの凸凹した箇所は、影色としてMr「ジャーマングレイ」を塗装しているので、基本塗装が軽く載せる感じで良いと思います。
塗り残しが無いように注意してください!(^_^;)
土埃ウェザリングをパステルで施しました。
履帯はパステルをまぶしアクリル溶剤で固定してから余分を筆と綿棒で落としました。
車体はパステルをまぶしてから溶剤を筆に含ませて状態を見ながら拭き取ってます。
泥まみれ状態ではなく、うっすらと土埃が被った感じに仕上げました。
レンズ部分(ヘッドライト、テールライト、ペリスコープ)をTE「クリアー」で塗装しました。
装備品の木部にTE「クリアーオレンジ」+「Fブラウン」を極薄に溶いて染みこませました。
テールライトにHC「シャインレッド」を塗りました。
最後に艶消しクリアーをエアブラシでコートしました。
なお、砲塔機関銃の弾薬は艶消しクリアーを吹いてから塗装しました。
塗装が完了した転輪と履帯を車体に取り付けます。
履帯を形取った時と同様に、上部に詰め物をして履帯とリターンローラーを固定します。
転輪が真っ直ぐに揃うように固定します。
サイドフェンダー(F1,2)を取り付けます。
サイドフェンダーがしっかりと固定できたら、紙とテープで車体下部をマスキングします。
マスキング忘れが無いか、しっかりと確認します。
次に車体全体の塗装作業を行います。
履帯、転輪を固定して塗装される場合は、この工程を飛ばしてください!<(_ _)>
履帯はタミヤ・アクリル(以下TA)「NATOブラック」+「ジャーマングレイ」+「少量のFブラック」を混色して、
吹きつけにはラッカー溶剤を使用しました。
薄く塗り重ねて(4〜5回程度)仕上げました。
急ぐ場合は、吹き付け前に筆で下塗りを行えば早く出来ますよ(^_^)、ただし、濃いめの塗料での下塗りは厳禁ですが・・・
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ヘッドライト・レンズを塗装
ペリスコープを塗装する
塗装剥がれを描き込んでます
塗装剥がれを描き込んでます
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