組み立て完成時に仮止めしている、砲架・履帯・転輪・扉を開けた砲弾庫は分けて塗装するので取り外しました。
EPには「メタルプライマー」を塗布しますが、「メタルプライマー」の濃度には注意して下さい!
*「メタルプライマー」の使用頻度が少なくて溶剤成分が揮発して粘度が高くなっている場合が有ります、ビンから直接に塗布せずに一度、稀釈してから
EPなどに塗装する方が良いと思います。
後は、タミヤの「ファインサーフェイサー」はプライマー成分を混合しているので便利かと(^^)/
*個人的な感想ですが、タミヤのサフは遠目に吹き付けると塗装面がざらつき気味なので、気持ち近づけてスプレーする方が良いと思われます。
車体の下地陰影塗装をMrカラー(以下Mr)の「ジャーマングレイ」+「レッドブラウン」を塗装しました。
履帯と転輪はMr「ジャーマングレイ」を塗装しました。
車両
製作期間=22日
塗装期間=37日
トータル製作期間=59日
トータル製作時間=96時間
砲架全体をMr「ジャーマングレイ」+「レッドブラウン」で塗装しました。
薄く吹き重ねて厚くならないように塗装します。
砲身は取り外して塗装される方が取り回しが楽ですよ!なにせ砲身が長いのでね(^_^)
履帯はタミヤ・アクリル(以下TA)「NATOブラック」+「Fブラック」をラッカー溶剤(ガイアノーツ)で希釈して塗装しました。
取り外して塗装される場合は、履帯の左右を判るように接地面にテープなどで目印を付けます。
転輪は基本塗装を吹き付けてから、タイヤ以外をマスキングしてMr「タイヤブラック」を塗装しました。
車体に履帯と転輪を固定されている場合は、
履帯色を細吹きで丁寧に塗装します、転輪は基本塗装後にタイヤ色を筆かエアブラシ塗装します。
鋼鉄転輪の場合は車体に取り付けてからの塗装は行いやすいですが、ゴムタイヤ転輪は手間は掛かりますが取り外し式の方が簡単に出来るかも・・(-_-)
履帯塗装時の取り回し時には気をつけてください!フニャフニャなので折り曲げないよう注意します。
予備履帯と予備転輪の塗装も忘れずに!!
基本塗装はガイアノーツ(以下GA)「ドゥンケルゲルプ(1)」+「ホワイト」+Mr「ミドルストーン」の混色で塗装しました。
陰影塗装を残し気味に基本塗装を吹き付けています。
戦闘室内の塗装が届きにくい箇所は、下地塗装を生かして影にしています。
無理に吹き付けると、塗料の吹き溜まりが出来てしまうので注意して下さいm(_ _)m
砲架を後付けにしていますので、前部装甲板や砲架受け周りの塗装は薄く行いました。
基本塗装後に、車体下部にウェザリングとしてTA「ダークアース」+「Fブラウン」+「Fブラック」を吹き付けました。
迷彩塗装に入る前に戦闘室内を紙とテープでマスキングしました。
迷彩塗料の吹きこぼれ防止で行いましたが、上手く吹き付ければ問題ないのですが・・・不意にブシュ〜となる時がありますもんで(^^;)
なので、上手な方はマスキングする必要はありません!!
後部の予備転輪は取り外しています。
迷彩は2色で行います。
最初に茶色を塗装します。
TA「レッドブラウン」+GSIクレオス水性(以下HC)「ウッドブラウン」の混色をラッカー溶剤で薄めて吹き付けました。
茶色の迷彩が終われば、次に緑色を吹き付けます。
緑色は、TA「ディープグリーン」+TA「グリーン」の混色を吹き付けました。
希釈はラッカー溶剤を使用しています。
車体下部に土埃として、TA「ダークアース」+TA「Fブラウン」+「Fブラック」の混色を薄く軽く塗装しました。
トラベリングロックの破損には充分気をつけて下さいよ!(-_-)
迷彩の修正や吹きこぼれ等を基本塗料の「ダークイエロー」を塗装しました。
砲架も同様に2色迷彩を塗装しました。
砲身は取り付けていませんが、忘れずに迷彩塗装します。
車体と砲架を「半ツヤクリアー」を吹き付けました。
*スプレー、エアブラシのどちらでもOKです。
デカールを良く乾燥させてから、「半ツヤクリアー」をデカール部分のみに吹き付けました。
ジャッキ本体をTA「Fブラック」+TA「ジャーマングレイ」で下塗りしました。
ウェザリング後にメタルカラーで塗装します。
ジャッキ台の側面をTA「Fブラック」+TA「ジャーマングレイ」で塗装し、木部をTA「デザートイエロー」を塗装しました。
ウォシングはTE「Fブラック」+「Fブラウン」に少しだけ油「ローアンバー」を混ぜてます。
今回、希釈は「ターペンタイン」で行い乾燥が早いので面ごとに拭き取り作業を行いました。
臭いもキツイのでマスク着用と換気には注意して下さいm(_ _)m
履帯にはウォシングもスミ入れも行いません!
*バラバラになりまっせ!
スミ入れはTE「Fブラック」+「Fブラウン」をペトロールで溶いて流し込んでいます。
ジャッキ台の木部面にTE「Fブラウン」と「レッドブラウン」で木目を描いてエナメル溶剤でブレンディングしています。
履帯と転輪を車体に取り付け接着固定します。
履帯の向きと左右を間違わずに取り付けます。
リターンローラーと履帯が接地するように固定します。
また、パステルウェザリング後に取り付けるのもOKですが、接着する箇所(転輪)に付いたパステル粉の除去をしっかり行わないと浮いてしまいます。
砲架を車体に取り付けます。
*キツイかも知れませんが、余計な力を加えずに取り付けてください(^_^;)
砲身を砲架にとトラベリングロックに接着しました。
予備履帯も取り付けます。
最後に、塗装洩れや取り付け忘れのパーツ等が無いか確認します。
何も問題なければ・・・完成です(^_^)
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
Mr:ジャーマングレイ+Mr:レッドブラウン
基本塗装(ラッカー)
GA:ドゥンケルゲルプ(1)+Mr:ミドルストーン+GA:ホワイト
迷彩塗装(アクリル)
茶色=TA:レッドブラウン+HC:ウッドブラウン
緑色=TA:ディープグリーン+TA:グリーン
*ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。
履帯(アクリル)
TA:フラット・ブラック+TA:NATOブラック
*ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。
転輪タイヤ(ラッカー)
Mr:タイヤブラック
テールライト&レンズ(アクリル/エナメル)
ライト部分=TE:クロームシルバー
レンズ=HC:クリアーグリーン、
ペリスコープレンズ=TE:クリアーグリーン
装備品(アクリル/エナメル)
鉄部=TA:ジャーマングレイ+TA:フラット・ブラック
木部=TA:デザートイエロー
シート=TA:フラットブラウン
木目部=TE:フラットブラウン・レッドブラウン
機銃=TAフラットブラック+HC:ダークグレイ
ウォッシング(エナメル/油彩)
車体=TE:フラット・ブラック+TE:フラットブラウン+油:ローアンバー
*溶剤はターペンタインを使用
スミ入れ(エナメル/油彩)
車体=TE:フラットブラック+TE:フラットブラウン
ボルト部分=油:バーントアンバー
*溶剤はペトロールを使用
ドライブラシ(エナメル/ラッカー)
履帯・鉄部分=Mr:ダークアイアン
車体=TE:デザートイエロー+TE:ミディアムグレイ
ウェザリング(パステル)
MIGピグメント+パステル+ファレホ・ピグメント
*茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル)
剥がれ痕=TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック+TE:ダークグレイ
*部分的にTE:ハルレッドを混ぜています。
カラー表記前にあるアルファベットは
TA=タミヤ アクリル・カラー
TE=タミヤ エナメル・カラー
HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
油=油絵の具
2010/10/29
砲架にも基本塗装のダークイエローを吹き付けます。
薄く吹き重ねて塗装しています。
砲架も塗料が届きにくい箇所の吹き付けには注意します。
無理に吹こうとすると塗料の吹き溜まりが出来てしまうので数回に分けて塗装しました。(^^;)
砲身も忘れずに塗装します。
砲架と車体にTE「デザートイエロー」+「ミディアムグレイ」でドライブラシを行いました。
*車体はピンポイントで施しました。
チッピングはTE「Fブラック」+「ダークグレイ」+「ジャーマングレイ」の混色は通常の剥がれ痕として塗装しました。
錆を含んだ部分には、上記の塗料にTE「ハルレッド」を少しだけ混ぜて描いています。
戦闘室内と後部ハッチ周りには少しキツメに施しています。
砲架、転輪、起動・誘導輪にも施しました。
弾薬庫内の砲弾はTA「デザートイエロー」を下地塗装後にTE「クリアーオレンジ」を上塗りしています。
砲弾塗装完了後に車体へ接着固定します。
Mr「スーパークリアー艶消し」をエアブラシで吹き付けてツヤを整えました。
ペリスコープサイト面のマスキングを除去してTE「クリアグリーン」を塗りました。
ポジションランプも下地にTE「クロームシルバー」を塗ってからHC「クリアーグリーン」を塗装しました。
足回りを重点にパステルウェザリングを施しました。
パステルは加減を見ながら固着させてます。
*固着にはアクリル溶剤とエナメル溶剤を部位により使い分けてます・・・(^_-)
ジャッキとMPをMrメタルカラー「ダークアイアン」を塗装しました。
*乾燥後に筆で加減しながら磨きました。
2010/11/4