迷彩を剥がしが終われば、Mr「半ツヤクリアー」で全体をコートしました。
戦闘室内や装備品の塗装を行ないました。
左舷の砲弾ラックはハッチ開放して砲弾を収めてから、戦闘室内に取り付けるので別塗装しています。
転輪のゴムタイヤにはTA「ラバーブラック」を塗装しました。
ジャッキ台はTA「木部甲板色」を下地塗装しました。
戦闘室内に塗料が回り込まないようキッチンペーパーとマスキングテープでマスクしました。
砲塔防盾と砲身以外もマスキングします。
ヘアースプレーの中身を容器にスプレーして取り出します。
取り出した直後は、ガスを含んでいるので少し待ってからハンドピースに移し替えました。
車体全体を厚くならな程度に、まんべんなく吹き付けました。
各転輪、起動/誘導輪、砲身、砲塔防盾部も忘れずにヘアースプレー溶剤を吹き付けます。
下地を整える為に「1000番サーフェイサー」を吹き付けました。
車体、砲塔、転輪、砲弾、砲弾ラック等の後付パーツも軽く吹き付けました。
陰影部をGSIクレオス(以下Mr)「ジャーマングレー」を塗装しました。
戦闘室内の奥まった箇所には重点的に吹き付けてます。
扉を開けた状態の砲弾ラックを戦闘室に取り付けます。
ピグメントで土埃のウェザリングを施します。
雪解けの泥のようにアクリル溶剤で溶いたピグメントを車体下部に塗布しました。
筆と綿棒で具合を見ながら除去します。
フェンダー上や平面部に粉状のピグメントを載せてアクリル溶剤を適量流して固着しました。
マフラーにもガサガサした錆色ピグメントで表現しました。
ワイヤーロープ固定箇所にも錆色ピグメントを挿しました。
履帯と転輪は別にピグメントでウェザリングを行ないました。
履帯接地面と転輪接地面のピグメントを綿棒で除去しました。
履帯と転輪の土埃の固着もアクリル溶剤を使用しました。
予備履帯の継ぎ目に溶いた錆色ピグメントを流して拭きとってます。
履帯接地面にTE「ダークアイアン」でドライブラシを行なってます。
履帯を車体に取り付け、上部転輪の間にティシューを挟んで弛みをつけました。
ペリスコープのレンズ部にTE「クロームシルバー」を塗装してから、TE「クリアーグリーン」を上塗りしました。
後部テールライトをTE「クリアーグリーン」で塗装しました。
*下地塗装としてTE:「クロームシルバー」を塗っています。
主砲の砲口にピグメントのスートを塗布し、余分をウエスで拭き取りました。
冬季迷彩塗装を水とアクリル溶剤を使用して部分的に剥がします。
通常の柔らかい平筆と少し固めの平筆を使用して冬季迷彩塗装を除去しました。
水での剥がしは何度か擦ってたら、剥がれてきますので剥がれ具合の頃合いを見極めて施します。
アクリル溶剤で行う場合は、一気に剥がれてきますので筆運びは慎重に行ないます。
完全乾燥してしまうと、スッと剥がれてくれませんので・・・・(^_^;)
部分的に冬季迷彩塗装をしながら、剥がし作業を行われた方が良いかもしれません・・・
私は、一気に塗装した為に・・・しんどかった〜・・・嫌になりましたから!
TE「フラットブラック」+油彩(以下油)「バーントアンバー」をエナメル溶剤で希釈してウォッシングを施しました。
戦闘室内、車体下部、フェンダー部、車体前後部と装甲板のウォッシング濃度は変えて行ないました。
冬季迷彩塗装部は極薄で施してます。
半乾き状態で綿棒と筆で拭き取りました。
TEスミ入れ塗料「ダークブラウン」を流し込んでから、スミ崩しを平筆で行ないました。
ジャッキ台の木部には、タミヤエナメル(以下TE)「レッドブラウン」と「フラットブラウン」で木目を描いてブレンディングをしました。
砲塔の細部も塗装しました。
チッピング塗装をTE「フラットブラック」+「ジャーマングレー」+「ダークグレー」の混色で施しました。
筆と粗めと細めのスポンジを使用して塗装しました。
TE「ハルレッド」+「フラットレッド」とピグメントの「ラスト」を混ぜて、部分的に錆色を入れました。
2種類ある砲弾と空薬莢も塗装します。
チッピング塗装が終わってから、Mr「つや消しクリアー」で艶を整えました。
ヘアースプレー溶剤が乾いたら、タミヤ・アクリル(以下TA)の「フラットホワイト」で冬季迷彩を施します。
この冬季迷彩塗装も、厚くならないように薄く吹き付けました。
転輪類と砲身、砲塔防盾も塗装します。
予備転輪は基本塗装のままか冬季迷彩塗装かを選択します。
冬季迷彩塗装が乾燥してからマスキングを除去します。
砲塔内側もあらゆる角度から陰影塗装を行っています。
履帯は全体的に「ジャーマングレー」を下地塗装として吹き付けています。
ベルト式履帯の塗装は、空きスプレー缶に巻きつけて塗装作業しました。
取り付け忘れや、塗装忘れが無いか確認します。
問題が無ければ車輛の完成です。
クルーフィギュアの取り付け固定は任意で選択します。
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
Mr:ジャーマングレー
基本塗装(ラッカー)
Mr:ダークイエロー+GA:ドゥケルゲルプ(1)+GA:ホワイト
迷彩剥がし(ヘアースプレー)
スプレーから吹かずエアブラシに移し替えて塗布しました。
冬季迷彩(アクリル)
TA:フラットホワイト
履帯(アクリル)
TA:NATOブラック+TA:フラットブラック+TA:ジャーマングレー
*薄め液はラッカー溶剤を使用しました。
転輪(アクリル)
TA:ラバーブラック
装備品(アクリル/エナメル)
鉄部分@ TA:フラットブラック+TA:ジャーマングレイ
木部分@ TA:フラットブラウン
木部分A TE:フラットブラウン+TE:クリアーオレンジ
ペリスコープレンズ部(エナメル)
TE:クリアーグリーン、TE:クロームシルバー(下地))
ワイヤー TA:フラットブラック+TA:ジャーマングレイ+TA:ダークグレー
フォーメーションライト(エナメル)
TE:クロームシルバー(下地)、TE:クリアーグリーン
砲弾(アクリル/エナメル)
下地塗装 TA:ゴールドリーフ、フラットブラック、フラットイエロー
砲弾本体 TE:ゴールドリーフ
ウォッシング(エナメル/油)
TE:フラットブラック+油:バーントアンバー
スミ入れ(エナメル)
TE :スミ入れ塗料(ダークブラウン)
ウェザリング
MIGピグメント+パステル
*茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル)
剥がれ痕 TE:ダークグレイ+TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック+TE:ハルレッド
ドライブラシ(エナメル)
履帯部分 TE:ダークアイアン
鉄部 TE:メタリックグレイ
フィギュア(アクリル/エナメル)
下地塗装はアクリル塗料を使用
基本塗装はエナメル塗料を使用
カラー表記前にあるアルファベットは
TA=タミヤ アクリル・カラー
TE=タミヤ エナメル・カラー
HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
油=油絵の具
車両
製作期間=7日
塗装期間=15日
フィギュア制作=6日
フィギュア塗装=12日
トータル製作期間=40日
トータル製作時間=84時間
フィギュアの塗装を行ないました。
下地はTAで塗装してから、TEで本塗装を行ないました。
顔を塗装完了後に「つや消しクリアー」でコートしました。
ヘルメットは車体と同じように「ヘアースプレー」で剥がれを再現しました。
厚紙に両面テープを貼った上にマスキングテープの糊面を上側にして貼り付けたところに、転輪、起動/誘導輪、リターンローラーを仮止めしました。
サフ吹き、陰影塗装、基本塗装はこの状態で行ない、細部塗装は持ち手を付けて塗装します。
冬季迷彩の剥がれ具合を再現するのに、ヘアースプレー法に挑戦します。
余分な箇所に降りかからないように、戦闘室と砲塔内側をマスキングしました。
*後の白色迷彩塗装の事もあるので、
デカール部には、「マスキングゾル」でマスクしました。
ヘアースプレーから直接吹かずに、ハンドピースで数回に別けてコートします。
転輪類も忘れずにコートします。
デカールを貼付する箇所に、Mr「半ツヤクリアー」をハンドピースで吹き付けました。
「マークソフター」でしっかりと密着させました。
1日ほど乾燥させてから、デカール部分をクリアーでコートしました。
基本塗装はガイアノーツ(以下GA)「ドゥケルゲルブ(1)」+「ホワイト」+Mr「ダークイエロー」の混色で行ないました。
今回は、冬季迷彩とこの上から行うので厚くならない程度に吹きつけています。
ハイライト塗装は行っていません・・・・冬季迷彩で見えませんので、
また、2色迷彩は施さずに単色で冬季迷彩を行ないます。