履帯は説明書の指示通りの履帯(38枚)、ゴムパッド(38枚)で綺麗に組み上がります。
履帯のピンに接着剤が付かないように組み立てると可動式に組めます。
履帯の組み付けは塗装の便を考慮して、ウェザリング前か完成前に組み付ける方が良いと思います。
車体に巻きつける時に履帯の向きに注意します。
250シリーズ”ノイ”の7.5cm砲搭載型で、W号戦車の短砲身砲を搭載しています。
キットは以前「グンゼ産業」から発売されていた、
「ノイ」キットにW号キットの7.5cm砲、マジックトラック、新規車体下部、エッチングパーツ、Gen2の装備品、真鍮製車幅ポール、クリアーパーツ、新規前輪タイヤ、起動輪などを追加したいいとこ取りのキットです。
ドラゴンも251系と同じく250系もシリーズ化を進めていくのでしょうね、きっと!
250系は30数年前と21年前に製作した「タミヤ グライフ」以来の出会いになります。
タミヤキット以後、同上のグンゼより250シリーズが発売され、作りたいなぁ・・・と思いつつも諸事情で諦めた経緯がありました。
最近になってドラゴンより「ノイ」が新規パーツで発売されましたが、あまり気乗りがせずパスしました。
自分としては、7.5砲搭載型が出ればなぁ〜と思っていた時!出ましたがな!
喜び勇んで購入しました!嬉しかったです!ハイ(^_^)v
車体下部にサスペンション(G7)を取り付けます。遊びがかなりあるので真っ直ぐに接着しないと転輪が浮いてしまうので慎重に作業します。
誘導輪基部(A9,10)は履帯のテンション調整を行うのでこの時点では接着していません、
但し(A15,16)は先に取り付けても支障はありませんので、
起動輪(H1,4)の左右を間違わずに取り付けます。
切り取ったパーツ裏にNoを書くと間違えませんよ!
転輪パーツ(G1,4)は組み付けてからサンディング処理しました。
履帯は可動式に組めるので、転輪は接着してもしなくてもOKです。塗装の頃合を考えてご判断を<(_ _)>
先に接着固定される場合、起動輪のみ後付けにしないと履帯が巻くことが困難になりますので注意して下さい。
また、履帯を固定された場合は作業中の取り回しにも注意して下さい!ゴムパッド(F1)が取れやすいので!!
フロントタイヤは5つのパーツで再現されています。
各パーツのバリの処理は丁寧に行います、削りすぎてしまうとその部分だけ凹んでしまうので、
タイヤパーツ(G10)の細いダボへパーツを順番に合わせて接着します。
1.パーツ(G10)の細いダボにパーツ(G11)をはめ込みます、取り付けモールドのない方が(G10)に側に接着します。
2.パーツ(G12)をパーツ(G11)にはめ込みます、ダボにはめ込む穴は上下同じですが、
取り付けガイド凸モールドを(G12)の凹モールドに合わせて接着します。
3.パーツ(G13)をパーツ(G12)にはめ込みます、(G13)の凸モールドが有る方を(G12)側に接着する
4.パーツ(G14)をパーツ(G13)にはめ込みます。
最後に内側から流し込み接着剤を流してしっかりと押さえて固定します。
タイヤ外側が開くようでしたら流し込み接着剤を少なめに流して押さえます。
くれぐれもはみ出た接着剤でタイヤモールドを潰さないよう注意してください。
歪んでいないか、デコボコになっていないかを確認します。
前輪サスペンション箇所の組み立ては、部品点数も少なくパーツ自体細かくないのでサッと組み上がります。
接着時に左右の歪みだけは確認します。
説明書ではここでタイヤを接着となっていますが、
ボディパーツの接着時などで仮止めテープの使用時に邪魔になるので、ボディパーツを取り付けてからの方が破損の心配が少なくなると思われます。
サスペンションのダボも細くて貧弱なので折れやすいでしょうね・・・?!
車体下部の内部パーツを組み立てます。
操縦席側のパネル(E35)はモッサリとしたモールドです。
デティールアップを施すのも良いでしょうが、完成後には殆ど見えませんのでこれで十分だと思われます。
シートパネル(C11)もシートパーツ(C12,13,14,15)を接着するだけです。
(C19)は瞬着で固定した方が良いでしょうプラ用だと自重で傾いてくるので、
戦闘室床パネル(A39)もサッと出来上がります。
(C5)を取り付ける穴を開けておくのを忘れずに!(青←の裏側の箇所)
ロングシート(C2)は歪まないように接着します。
シートパネル(C11)、戦闘室床パネル(A39)、操縦席パネル(E35)の各パネルを車体下部(Y)に歪まないように真っ直ぐ平行に取り付けます。
最後にステアリングパーツ(A41)を取り付けますが、ボンネットパネル(E25,26)を閉じるならば取り付けなくともよろしいかと見えないので!
ちなみに私は操縦席パネル(E35)は内部塗装を終えてから取り付けます。
サイドパネル(E1,2)の内部に取り付ける小物装備品に取りかかります。
ガスマスクケース(GA16)、飯盒(GA9)、手榴弾(GC7)はGen2からの流用で精密に再現されています。
7.5mm砲弾(J6)はプラパーツなのでPL(パーティングライン)の処理を行っておきます。
砲弾(J6)は塗装後に取り付けます、その方が綺麗に仕上がりますよ!
左パネル(E1)には切り取り処理の指示がありますので、薄刃ニッパで大まかに切り取ってからペーパーで面位置に仕上げます。
両パネルとも取り付けガイドが凸モールドでケガキされているのでペーパーで削ります。
削る具合は薄く見える位でOKですが、ある程度に削った時点で鉛筆などで取り付け位置のアタリをケガけばわかりやすくなるでしょう、
ガスマスクケース(GA16)、飯盒(GA9)、手榴弾(GC7)はエッチングパーツ(EP)の固定ホルダーを取り付けてパネルに接着します。
飯盒(GA9)には固定ホルダー(MA7)と固定ベルト(MA5)を取り付けます。
固定ホルダー(MA7)は両側を折り曲げるだけでOKです。
固定ベルト(MA5)はEPの真ん中に凸モールドがあるので、それを飯盒(GA9)ベルトモールドに接着します固定位置は真ん中です。
金具モールドのない側を先に巻きつけて固定し、その上に金具モールド側を接着固定します。
固定ホルダー(MA7)の中央に接着しパネル側に取り付けて完成です。
ガスマスクケース(GA16)のベルトの取り付けも同じ要領です。
手榴弾(GC7)のホルダーのEPの作業方法も同じです、私は右側のガスマスクケースの代わりに一個だけ取り付けました。
ガスマスクケースをすべて手榴弾に交換もOKだと思います。
対戦車砲を搭載した車両なのですから・・・(^_^;)
両サイドパネル(E1,2)を歪まないよう慎重に車体へ取り付けます。
私は塗装の為固定していない操縦席パネル(E35)を仮止めしてパネルを接着しました。
右タイヤフェンダー(E10)に斧(TG11)、ハンマー(A25)、ライト(G18)、工具箱(E14)を接着します。
車幅ポールは真鍮製(MB2)とプラ製(A23)のどちらかを選択しますが、
リアル感と修正の手間を考えても断然!真鍮製(MB2)の取り付けをオススメします。接着も簡単ですよ(^o^)
接着は破損防止の為、工作完成前に取り付ける予定です。
左フェンダー(E11)にワイヤーカッター(TG15)、ノテックライト(A19,20)、ライト(G18)、マフラー(E15,16,17)を接着します。
マフラーの接着線ですが、マフラーパイプ側はそんなに目立ちませんが、反対側と上部は目立ちますので溶きパテにて修正しておきます。
また、マフラーの穴をAナイフで彫り込んでいます。
フェンダー(E12)は先に取り付ける指示になっていますが、
左フェンダー(E10)とサイドボックス(E6)をボディーに接着時に取り付ける方が合わせやすいです。
(E17)はフェンダーを取り付けた後には接着できないので忘れずに!
エキパイ保護カバーは2種類(E18,19)あります。
2009/3/31
左右の雑具ボックス(E6,7)にあるハッチ4枚(G8,9)は開閉選択式です。
裏がにもしっかりとモールドされていますので、幾つか開けて見るのも良いかもしれませんね。
開状態に組まれるならばプラ板などで仕切り板を再現します。
ハッチのパーツは薄くて柔らかいので整形時に指で曲げないように注意します。
雑具ボックス(E6,7)取り付け時は浮かないようにしっかりと固定します。
リアフェンダーの左右に注意します。右(E9)左(E8)です。
フロント下部にステアリング保護板(E24)を接着します。
フロントパネル(E3)を先に車体に取り付けてから、保護板(E24)を接着します。
説明書では判りにくいですが、取り付ける向き、角度は写真を参考にして下さい。
塗装作業で邪魔ならば保護板を塗装後に取り付けても良いかも、
*フロントフックが逆さまに取り付けてしまいました(>_<)
正解はフック引っかけ部が上になります・・・スミマセン<(_ _)>
上部パネル(C30)両サイドに各装備品を接着します。
水筒(GA1)にEPのベルト(MA5)を巻きます、水筒(GA1)裏側のベルトにEPベルトの中央にある凸部分合わせて接着します。
若干、EPベルトが長いので切りつめます。
各パーツの取り付け時に注意が必要です。
小物を適当に接着してしまうと、上部パネル(C30)を車体(Y)に接着時に取り付けたパーツが干渉してしまいますので、
アタリを付けてから接着します。
EPのグリル(MA1)を取り付けますが裏表がありますので間違わないようにします。
説明書では後部機銃架ホールを埋めるEP(MA9)を接着指示がありますが、
機銃架パーツ(H34)が不要パーツとしていますが(MA9)の代わりに取り付けても良いでしょう、
前方クラッペ(W2)は開閉選択となっていますが閉めた方が得策かも知れません、
右側クラッペ上の穴を埋める指示がありますが埋める必要はありません、工程28で取り付ける(K1)で隠れます。
*この時点で(K1)を取り付けても支障はありませんが、その時は砲架支持の(H2)を填めるのを忘れずに!
ボンネットハッチ(E25,26)を接着指示されていますが、簡単ながらエンジンも再現されていますので開状態でも組めます。
また、ハッチの合いも良いので固定せずに取り外し式にすれば、完成後にもエンジンが見られます。
メーターパネル(C24)の各メーターはデカールにて表現します。
また、モールドはクッキリと彫刻しているので、メーター類を塗装(ドライブラシ等)で仕上げることも出来ます。
また、無線機も良い感じに再現されてますので、コード類を追加するだけで精密感がでますが、
砲架を取り付けると殆ど見えなくなるので程々にされる方がよろしいかと思います。
ビジョンブロックパーツ(W1,3,4,5)はクリアパーツで成形されています。
左右同じパーツ(W1,3)は使用しますが、(W4)が左側で(W5)が右側に取り付けます。
クリアーなので見難くい場合は、(W1)のガラス面をマスキングしてサフを吹けば見やすくなります。
砲尾、砲身の組み立てます。
砲尾は(L12,13)か(J9,10)の2種類からの選択式です。なお(L8,14,15)は共通使用です。
組み上がった砲尾の継ぎ目を修正します。
砲身(L1)のPLをAナイフとペーパーで整形しますが先端箇所だけでOKです。それ以外の部分は隠れてしまいますので楽ですよ!
工程22で間違いがあります。
砲身(L1)に(J3,4)を挟んで接着と指示されていますが取り付けませんので注意してください!!
物理的に考えても(J26)に絶対に入りません!!恐ろしやドラゴンの説明書!
(*写真は仮止めで接着していません!)
(J14)は組み立てている砲尾に接着してから砲身を差し込んだ方がやりやすかったです。
(J14)を歪んで固定してしまうと砲身(L1)を取り付けた時に曲がってしまうので注意して下さい。
2009/4/8
砲架の各パーツを取り付けます。
薬莢バスケット(L10)は塗装してから取り付けます。
砲隊鏡(J3)はクリアーパーツなのでレンズ部分をマスキングします。
取り付けは塗装前でも後でもOKですが、破損を考えれば完成前の方が無難かも知れませんね・・・
旋回ハンドルは(J16)か(J17)かのどちらかを選択します。
機関銃ラック(J25)は平行に接着します。
(J15,20,21)が繊細なパーツなので折らないように注意してください!
↓
継ぎ目を修正
歪まないよう平行に固定
←
J23
J18
J16かJ17
→
→
↓
J1
J11
J7
←
→
↓
→
J5
J19
↓
←
→
→
L1
J30
J15
J20
J25
J24
J16かJ17
J27
J2
J7
J22
J28
J31
J18
J16かJ17
J12
J29
J30
J25
J28
J28
J29
J12
J11
↑
↑
↑
↓
←
↓
↑
←
→
→
→
←
←
↓
↑
↑
↑
↑
←
←
W3
W1
W1
C24
W4
W5
↓
←
↑
↓
↑
→
↑
表裏があります
E26
→
C30
E25
K2
MA9
K1
MA1
K3
↑
↑
→
→
←
←
←
→
GA1
A33
G15
A31
GA1
G17
G19
↑
↑
↑
↑
↑
↑
→
↑
押し出しピン跡の処理
E4
A17
E5
↑
↓
←
後付け不可能
2種類あり
マフラー口を深くする
←
E10
E12
E17
E18
E15
→
→
←
←
↑
G18
E14
E11
TG11
A25
Y
↑
↓
↑
↑
↑
G19
A38
MA5
GA9
MA7
←
→
↓
砲弾は塗装後に接着
GC7
H6
G19
GA9
A38
↓
→
↑
↑
↑
MA2
A40
G16
GA16
G19
GA9
TG12
←
→
↓
↑
↑
↑
↑
↑
↓
左右に歪みがないか確認!
A3
A2
A1
A4
A7
A6
A28
A27
→
←
↑
↑
↑
↑
↑
↑
リアパネル(E4)に取り付ける乗降ハッチ(E5)は開閉選択できます。
ハッチ(E5)裏の押し出しピン跡の処理をペーパーかAナイフで成形します。
リアパネル(E4)の取り付けは、左右サイドパネル((E1,2)と車体(Y)に大きな隙間が出来ないようにしっかりと接着します。
小さい隙間があれば溶きパテで充填成形しておきます。
2009/4/20
J3,4は接着しない!
Xは接着しない!
L1
↑
×
×
J9かL13
J10かL12
J4
J3
J26
J13
J27
→
←
↓
↓
↓
↑
取り付け穴をあけておく
←
C6
→
C5
C2
C13
C12
C10
C14
C3
C19
C8
C7
C15
←
←
↓
←
←
←
←
←
↓
→
→
C16
←
C25
C20
C27
C17
C29
C21
↑
→
←
←
←
←
↑
はみ出しや歪みがないか確認!
G6
G11
G12
G13
G14
G10
↑