サフ吹きまで完了しています。

サフはクレオスのビン入りサフ1000番をエアブラシにて吹き付けています。

薄く均一な下地を作るのにはエアブラシで吹き付けるのが良いのですが、後の手入れが大変ですね・・・

ヒケや各パーツの隙間も見られなかったので、このまま基本塗装に移れます。
「ダークイエロー」を塗装する前に陰影法としてシャドー吹きを行いました。

実車では下地がグリーンの上からダークイエローが塗装されていると思いますが、

ダークグリーンだとイエローがくすんだ感じになりそうなので、

Mrカラー「ウッドブラウン」にガイアカラー「ドゥケンゲルプ2」を少し混ぜたブラウン系と「ウッドブラウン」のみの2色で場所を考えながらシャドー吹きしています。

あまりやらない技法を試す時は、楽しくもありち〜っと緊張しますね!
最初はボックスアートの様な冬季迷彩に施そうと思ったのですが、記録写真で見た標準色も気になったし、
他の作例を見ても冬季迷彩が殆どだったので、あえて、ダークイエローの単色にしました。

T34とくればダークグリーンの車体色ですが、ドイツ軍の塗装に塗り替えればどのような変化になるのか楽しみです。
基本塗装はガイアカラー「ドゥケルゲルプ2」+「Fホワイト」にMrカラー「レドーム」をし混ぜています。

下地に塗ったシャドーを潰さないように薄く薄く塗り重ねました。
乾燥後に、車体上面部に基本色に「ホワイト」を足した塗料を吹き付けています。

車体下部にもウェザリング効果として土色を塗装しようかと考えたのですが、
オモチャぽくなりそうだったので辞めてパステルでのウェザリンに変更しました。
雨垂れの汚れを後から表現するので、Aの箇所は筋彫りに残るようにしています、

ボルト周りをやや残し気味に(グリス等の汚れ表現)拭き取っています、溶接箇所も同様に行っています。

グリスなどのオイル汚れはパステルワーク後に改めて塗装します。
スミ入れの修正が完了しました。

エナメルと油彩でキズ(チッピング)を描き込みます。

バランスを考えながらランダムに描き込んでいます、エナメルと油彩ですのでやりすぎたなぁと思ったら、エナメル溶剤で修正も可能です。

キューポラは撮影用に載せているだけです、ビジョンブロックを塗装し組み込んでから取り付ける予定です。

ライトレンズもパステルワーク後に取り付けます。

木部模様はこの時点で描いておきます。

また、クリアー仕上げ(ニス塗り表現)をする場合も同じです。
チッピング作業が完了し乾燥後に、艶消しクリアーを軽く吹き付けてツヤを整えます。

錆と雨垂れもエナメルと油彩、またはパステルで施します。

OVMの鉄部分にはMrメタルカラーの「ダークアイアン」を塗装して、パステルのウェザリン後に綿棒で磨いて金属擦れを表現します。

今回はジャッキと予備履帯以外の金属箇所に塗装しています。
フィギュアはドラゴン製を使用しています。

腕の一部を変更し、モールドをクッキリさせる為にケガキ針やAナイフで彫り込みました。

顔はタミヤエナメルとアクリル、ボディはアクリルで塗装しました。
フィギュアを搭乗させ完成しました。

以前(確か中学生の頃だったと思う)にタミヤのT34/76(1942)でドイツ使用に改造??したのを思い出しました。

ドイツ車両の余り物をゴチャゴチャと取り付け同じくダークイエローを塗装して悦に入っていましたね・・

その時の出来具合とは比べものには成りませんなぁ!当たり前か!!!

トランペッター社のKV85ドイツ使用も作りたくなりました・・・・探してこよ〜っと!
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
         Mr:ウッドブラウン+GA:ドゥケルゲルプ2
         Mr:ウッドブラウン
     *2色を部分的に使い分けて使用しました。

基本塗装(ラッカー)
         GA:ドゥケルゲルプ2+GA:フラット・ホワイト+Mr:レドーム
     *車体上面に基本塗料にホワイトを足して塗装しています。

車体内部色(ラッカー)
            GA:インテリアホワイト
パッド類(アクリル)  T:フラット・ブラック
ビジョンブロック:(アクリル/エナメル)
             T:クロームシルバー(エナメル)ブロック周り部分
             T:フラット・ブラック(アクリル)シルバーの上から
             T:クリアーグリーン(エナメル)レンズ部分

履帯(アクリル)
         T:フラットブラック+T:ジャーマングレイ+NATOブラック
      *薄め液はラッカー溶剤を使用しました。

転輪ゴム(アクリル)
         T:フラット・ブラック+T:ジャーマングレイ+T:NATOブラック

装備品(アクリル/ラッカー/エナメル)
      鉄部分@  T:フラットブラック+T:ジャーマングレイ+G:ダークグレイ
      鉄部分A  Mr:メタルカラー(ダークアイアン) ラッカー塗料
       木部分   T:デザートイエロー及びT:木甲板色
       ライト内   T:クロームシルバー(エナメル)
     テールライト  G:シャインレッド
フォーメーションライト T:フラット・レッド、T:フラット・グリーン(エナメル)
         *各ライトは最後にクリアーを流し込みました。
      木部模様  T:レッドブラウン、T:フラット・ブラウン(エナメル)
         *各境目をブレンディングします。

ウォッシング(油彩)
           油:バーントシェンナ+油:セピア  
          *溶剤はペトロールを使用

スミ入れ(エナメル/油彩)
           T:フラットブラック+油:バンダイキブラック
          *溶剤はガイアノーツのエナメル薄め液を使用

ウェザリング
          MIGピグメント+パステル
            *茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。

チッピング(エナメル/パステル)
     剥がれ痕@ T:ダークグレイ+T:ジャーマングレイ+T:フラットブラック
     錆痕      T:フラットレッド+T:ハルレッド+T:ジャーマングレイ
     錆痕(乾燥後) パステルにて表現しました。     

その他の部分(アクリル/エナメル/ラッカー)
     マフラー    T:ハルレッド+T:フラットブラック+T:フラットブラウン
               *最後にパステルでウェザリングします。

ドライブラシ(エナメル)
        車体  T:ダークイエロー+T:デザートイエロー+T:デッキタン
        金属  T:クロームシルバーとT:メタリックグレイ
             *履帯部分にも施しています。


カラー表記前にあるアルファベットは
 T=タミヤ アクリル・カラー
 T=タミヤ エナメル・カラー
 G=GSIクレオス 水性ホビーカラー
Mr=GSIクレオス Mrカラー
GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
 油=油絵の具
車両
製作期間=17日
塗装期間=22日

フィギュア
製作期間= 4日
塗装期間= 7日

トータル製作期間=50日
トータル製作時間=82時間

別途購入品=なし
2008/10/20
基本塗装が終った後、
エンジンパネル部分にある吸気口やラジエターにエナメルの「Fブラック」を流し込んでから、半つやクリアーを全体に軽く吹き付けてマーキングしました。

マークソフターでピッタリと左右を合わせて貼り付けます。このキットはマーキングの箇所が少ないので楽勝です!!

スライドマークを貼り終えたら、マーキング箇所に水性クリアーでコートしています。

10分程度、乾燥させた後にウェザリング作業に掛かります!

油彩のセピアとバーントシェンナをペトロール希釈でウォシング、少し乾燥後に拭き取りしています。

スミ入れはエナメルの「Fブラック」と油彩の「バンダキブラウン」の混色で流し込んでいます。

見栄えを考慮してスッキリクッキリとスミ入れは行いました、
2008/10/29
車体に積もった土埃をパステルで表現します。

車体裾部分には足回りと同じパステルを乗せて、上部にはグレー系のパステルなどを混ぜて乗せています。

車体前面と後部パネルには少し濃いめに土埃をまぶしています。
定着にはアクリル溶剤を使用です。

砲口とマフラーに煤色のパステルを乗せてます。

砲塔や車体側面には埃が着いた程度に乗せます、特にマーキング部分を重点的に行いっています。

最後に、乾いたパステルの付いていない筆で払い、思い描いているレベルまで修正します。

この後は、フィギュアの塗装です。












履帯はいつもの通り別で塗装しました。

履帯用に調色した物にクレオス水性の「ジャーマングレイ」と「ブラック」を混ぜて気持ち暗くしてから、ラッカー溶剤で薄めて吹き付けています。

乾燥後、艶消しクリアーでコートしました。
ヘッドライト内側をエナメル「クロームシルバー」で塗装後にレンズを取り付けました。

接着剤にはエナメルの「クリアー」で接着しています。はみ出してもあまり目立たないので便利ですよ!

クリアーパーツの取り付けのタイミングが未だに悩んでいます・・・・

工作完了時に取り付けて、マスクゾルなどでマスキングを施してから塗装した後に綺麗に剥がれる時もあり、
カスが周りに残ったりと・・まちまちな出来具合なのでビクビクもんです。

塗装完了後の取り付けには、かなりなリスクが伴うのも怖いのですけどね!

ドラゴン T34/76(ドイツ軍鹵獲車両) メイキング(塗装編)
戦闘室とキューポラにガイアカラーの「インテリアホワイト」を基本塗装前に塗装しました。

このインテリアカラーは個人的には気に入っています、変に混色せずに生のまま塗装出来るのが良いですなぁ

乾燥後にマスキングゾルにてマスクして基本塗装を吹き付けます。
キューポラ内のビジョンブロックを塗装して取り付けました。

ビジョンブロックは、エナメル「クロームシルバー」をブロック周りに塗装し、
乾燥後にアクリル「Fブラック」を塗ってから、レンズ部分をアクリル「クリアーグリーン」を塗装しました。

パステルを溶いた物で、雨垂れを少し書き込んでいます。


A

A

クリアー吹き付け前にエナメルでスミ入れ

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