下地を整えるのに1000番サーフェイサーを吹き付けました。

履帯と転輪を固定していないので取り外して下地塗装を行いました。

エンジングリルのナイロンメッシュ部分の吹きつけには注意してください!
軽く”パッパッ”とと吹かないと網目が埋まってしまいますので・・・・(^_^;)

後部燃料タンク、シュノーケル、丸太は車体に固定せずに基本塗装を終えてから取り付けます。

影になる部分にGSIクレオス(以下Mr)
「ジャーマングレイ」で陰影塗装を行いました。

特にフェンダーと砲塔の雑具箱のあたりの塗装洩れが無いように行います。

陰影塗装法は好みで行えば良いと思うので絶対とは限りません<(_ _)>
この方法は陰影を残しながら基本塗装を行うので、色味も紺系か茶系かによって暗くなる可能性が出てきます。

後作業のウォシング塗装で彩度を落とすので、陰影を付ける箇所を考慮する必要性も出てくるでしょうね、

キューポラ・ハッチ裏の塗装もこの時点で行うのも方が良いかも知れません(^_^)

私は基本塗装が終わってから、ハッチ裏塗装を行ったのでマスキングが大変でしたんで・・・・(>_<)
基本塗装・下地陰影箇所(ラッカー)
           Mr:ジャーマングレイ
        
基本塗装(アクリル)
           TA:カーキドラブ+TA:オリーブドラブ+HC:フィールドグレイ
               *ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。

車内塗装(ラッカー)
            GA:インテリアホワイト

履帯(アクリル)
           TA:ダークグレイ+TA:NATOブラック
              *ラッカー溶剤を使用して吹き付けました。

転輪タイヤ(ラッカー)
            Mr:タイヤブラック

装備品(アクリル/エナメル)
           鉄部=TA:ジャーマングレイ+TA:フラット・ブラック+HC:ダークグレイ
           丸太=TA:木部甲板色、TE:フラットアース、レッドブラウン

ウォッシング(エナメル/油彩)
          車体  TE:TE:フラットブラウン+油:セピア
               *溶剤はペトロールを使用

スミ入れ(エナメル/油彩)
            車体 TE:フラット・ブラック+油:バーントアンバー

ドライブラシ(エナメル)
         履帯・鉄部分  TE:メタリックグレイ
              車体  TE:ミディアムグレイ、ダークグレイ、フラットブラウン

ウェザリング(パステル)
          MIGピグメント+パステル+ファレホ・ピグメント
            *茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。

チッピング(エナメル)
             剥がれ痕@ TE:ダークグレイ+TE:ジャーマングレイ+TE:フラットブラック

カラー表記前にあるアルファベットは
 TA=タミヤ アクリル・カラー
 TE=タミヤ エナメル・カラー
 HC=GSIクレオス 水性ホビーカラー
 Mr=GSIクレオス Mrカラー
 GA=ガイアノーツ ガイアカラー(ラッカー系)
  油=油絵の具
履帯と転輪を塗装しました。

履帯はタミヤ・アクリル(以下TA)
「NATOブラック」「ダークグレイ」をラッカー溶剤で薄めて吹き付けました。

ベルト式履帯なので塗り残しには注意して下さいよ(^_^;)

転輪の塗装は車体と同時に作業しています。

転輪ゴムタイヤの塗装はマスキングして塗り分けました。
1)転輪の表面と裏面にマスキングテープを貼り付けます。
2)切り取り部分が浮き上がらないように爪楊枝等でしっかりと凸部分に密着させます。
3)Aナイフの刃を新品に取り替えて、リブ外側の凸に刃の先端を沿わせてタイヤ部分のみを切り出します。
4)刃を動かさずにパーツを廻しながら作業すると綺麗に切り取れますよ(^_^)
5)タイヤの間にティッシューの細切りを詰めます。
 *転輪の穴からゴムタイヤの塗料が吹きこぼれて汚れないようにする為に

最後に吹きこぼれた箇所をリタッチします。
車体の基本塗装作業を行いました。

基本塗装はTA
「カーキドラブ」「オリーブドラブ」+GSIクレオス水性(以下HC)「フィールドグレイ」を混色して塗装しました。
心持ちグリーンを立たせました。
吹き付け前に、TA
「クリアー」を混ぜています。

エンジンパネルに貼っているナイロンメッシュの目詰まりには注意しながら塗装します。
*取り回し時に、メッシュを指などで押さえないように注意しないと剥がれてしまいますので(^_^;)

フェンダー上の構造物には陰影塗装しているので、軽く基本塗装が乗るぐらいで宜しいかと思います。

車体下部とフェンダー裏も同様に行います。

大戦中の戦車と違いノッペリとしているので、難しい所もなく完了します。
2010/4/19
防盾カバー、サーチライト、ワイヤーロープ、ヘッドライトを塗り分けました。

後部に付く丸太も別に塗装しました。

車外装備品が無いので塗装作業自体は楽ですね(^_^)

デカールを貼り付けます。

マークソフターを使用してしっかりと貼り付けますが、塗りすぎには注意して下さい!(^^;)
デカール部分をMr「半つやクリアー」でコートしてからウェザリング塗装を行います。

ここで、砲身を砲塔に接着しました。

ウォシングはタミヤ・エナメル(以下TA)
「Fブラウン」+油彩「セピア」をペトロールで希釈して塗装しました。

拭き取り作業は半乾燥で行いました。

綿棒で上から下へと拭き取り細かい箇所は筆を使いボカしました。

スミ入れはTA
「Fブラック」+油彩「バーントアンバー」を各部に流し込みました。

車両全体がノッペリしているので、雑具箱と後部ハッチには濃いめに流し込んでクッキリと浮かび上がらせています。

サーチライトのレンズはTE
「Fブラック」を塗装しました。
単色仕上げなので、ドライブラシを施しました。

使用した塗料は、TE
「ミディアムグレイ」「ダークグレイ」「Fブラウン」を単色及び混色してドライブラシをしました。

後部にシュノーケルを取り付けました。

丸太は下地にTA
「木部甲板色」を塗装し、乾燥後にTE「レッドブラウン」「フラットアース」を塗ってからブレンディングで仕上げました。

「艶消しクリアー」でツヤを消してから車体に取り付けました。
TE「Fブラック」「ジャーマングレイ」「ダークグレイ」をピンポイントでチッピング塗装を行いました。

ワイヤーが当たる箇所、車体前部、車体後部、工具箱の周辺に描き込みました。

エッジの剥がれは、ドライブラシの要領で行いました。

履帯を車体に接着します。

第2,3,4転輪に接着剤を塗って履帯を固定します。

詰め物は、第2,3,4転輪、誘導、起動輪の上部で固定します。

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車両
製作期間=6日
塗装期間=10日
トータル製作期間=16日
トータル製作時間=43時間
パステルで土埃ウェザリングを行いました。

履帯にパステルをまぶしてから、アクリル溶剤で固着させてから余分を筆で除去しました。

足回りこびり付いた感じではなく、乾いた土埃が付着したようにしました。

車体全体にも薄くパステルを載せてから、加減を付けながら余分を除去しました。

排気口に煤汚れをパステルで付けました。

全体を確認して問題なければ
出来上がりです(^^)/
2010/5/31
2010/5/7




タミヤ T-55A(チェコ・スロバキア軍仕様) メイキング(塗装編)


コマンダーハッチは開閉式なのでハッチ裏側をガイアカラー(以下GA)「インテリアホワイト」で塗装しました。

砲塔内は再現されていないのですがハッチから見える範囲にGA
「インテリアホワイト」を塗装しています。

基本塗装後にハッチ裏の塗装に気がついたので、吹きこぼれ防止でペリスコープなどの素通しの箇所にマスキングしました。

ハッチも閉じて砲塔裏側から
「インテリアホワイト」を吹き付け後、マスキングを剥がして細かい箇所を筆で修正しました。

基本塗装が乾燥すれば、Mr
「半つやクリアー」をエアブラシで薄くコートしました。

砲身は長くて取り回しの邪魔になるので、ウォシング前に接着します。