基本塗装はGSIクレオス水性の「ドイツ戦車色セット2」を使用しました。
この塗料の色味は個人的に好きなのですが、限定なのか判りませんが、店頭に有ったり無かったりで流動的で、
また、3色セットなのでダークイエローがすぐ無くなりブラウンとグリーンが余ってくるのが勿体ない気がします、
別売してくれたら良いのに・・・・
基本色は3回に分けて吹き付けました。(写真1)
今回、スカートをフルに取り付けているので履帯は見える範囲でしか塗装しておりません、
それでも、塗料が届く所は吹き付けています。
良く乾燥させた後に、迷彩塗装に移ります。
オリーブグリーンは上記のセット色を使用し、ダークイエローを混ぜずにホワイトのみ加えました。(写真2)
チョコレートブラウンもセット色を混色せずに吹きました。(写真3)
迷彩パターンは説明書を参考にして描いています。
若干、迷彩パターンを太くしました。その方が重々しく感じるのではと思いまして、
この、迷彩塗装がもっとも緊張します。どんなに上手く工作が出来ても塗装を失敗すれば台無しになり、
迷彩塗装になると、色味やパターンでモデルの雰囲気がガラッと変わってしまいかねないので、最初の吹きつけ段階は手が震えますね、
1色迷彩も緊張しますが2色になると、アワアワです。
塗装時は何度も手を止めて確認ばかりしているので(1〜2時間掛けてます)、私は乾燥の兼ね合いもあり、
2色迷彩塗装は2日に分けて作業しております。
迷彩塗装が完了すると、緊張でヘロヘロになってます・・・・・
塗装作業は楽しいのですが、つても辛い作業でもあります。
でも、この辛さが快感なのでしょう・・・・・・・!?
茶色の迷彩が暗くなっているので、装備品の木部色は明るい色味にしてみました。
鉄部はいつもと同じです。
ウェザリングと仕上げ
まず、ウォシングはタミヤエナメル塗料のフラットブラックとブラウンで全体に施して、
車体後部と足回りにはジャーマングレイを足して部分的に行いました。
重量感を出したかったので」、とにかく、明暗をハッキリさせました。
ドライブラシも車体はエッジ部のみ行い、装備品もハッキリとさせました。
最初は全体的に施そうかとも思いましたが、やりすぎてしまうと修正が困難なので辞めました。
チッピングは人が踏んでいそうな所と車体後部を重点的に行いました。
最終ウェザリングのパステルを車体全体に行います。
茶色、黄色、土色を混ぜ合わせ、施す箇所に合わせて色味を変えてます。
粉のままのピグメントはアクリル溶剤を注射器に入れて点付けに垂らして定着させています。
それでも、部分的には触れば取れますね、
ドシッとまさしく重戦車といった雰囲気が出た作品になったと、私的には納得しています。(写真4)
タミヤ1/48の「キングタイガー ポルシェ」も早く作りたいですね、しかし・・・・
ヨンパチのコーティングは・・・・やったことがない!
バンダイのヨンパチは車体に直接、熱したマイナスドライバーで模様をつけた覚えがあり・・・キモ〜
基本塗装(アクリル)
Gダークイエロー(ドイツ戦車色セット2)+Tホワイト
迷彩(アクリル)
Gオリーブグリーン(ドイツ戦車色セット2)++Tホワイト
Gチョコレートブラウン(ドイツ戦車色セット2)
履帯(アクリル)
Tフラットブラック+Tジャーマングレイ+Gダークグレイ
装備品(アクリル)
鉄部分:Tフラットブラック+Tダークグレイ
木部分:Gレッドブラウン+Gウッドブラウン
Tフラットブラウン、Tデザートイエロー
ウォッシング(エナメル)
車体:Tフラットフラットブラック+Tフラットブラウン
ウェザリング
MIGピグメント+パステル
茶系と黒系を混ぜているので配合は気分でやってます。
チッピング(エナメル)
Tハルレッド+Tフラットレッド+Tジャーマングレイ
Tジャーマングレイ+Tダークグレイ
ドライブラシ(エナメル)
車体:Tダークシーグレイ+Tバフ+Tフラットホワイト
金属:Tクロームシルバー
カラー表記前にあるアルファベットは
T=タミヤ アクリル・カラー
T=タミヤ エナメル・カラー
G=GSIクレオス 水性ホビーカラー
GL=GSIクレオス・ラッカー
GA=ガイアノーツ・ラッカー
油=油絵の具
製作期間=11日
塗装期間=21日
トータル製作期間=33日
トータル製作時間=103時間
別途購入品=金属ワイヤー